1947年に登場した急行列車用のSLで、D51のボイラーを流用したうえで製造されました。当時、GHQの許可なしに車両の新造が出来なかったため、貨物輸送が減少していたことを利用し、このような形で製造されました(改造名義ならば製造の制約が少なかったとの事)。
このC61のうち2号機が京都鉄道博物館(旧梅小路蒸気機関車館)に置いて動態保存されており、SLスチーム号の牽引に用いられています。元々1979年に車籍が抹消されたものの、1987年に車籍が復活。現在はJR西日本の所有となっています。とはいえ、全般検査は受けていないのでスチーム号以外の運用は不可能なようです。
上写真は梅小路蒸気機関車館にて。
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