キハ20のうち、エンジンを2基搭載しているのがキハ52。キハ20系列はもともと1957年に登場し、1965年までに1100両以上が製造された国鉄を代表するディーゼルカーの1つです。JR西日本では、大糸線の南小谷〜糸魚川間用に残っていたキハ52が最後まで残っていた車両となりました。2010年3月のダイヤ改正で引退したものの、その時点で残っていた3両が全て保存(キハ52-125はいすみ鉄道で動態保存)されており、見ること自体は現在でも可能です。
156号は長年活躍の場だった糸魚川駅に保存されていますが、展示室のシャッターが閉まっているときれいに写すことが出来ないのがちょっと困ったところ。只、屋内展示ゆえ状態はとても良く、今後も安泰と言えそうです。
上写真は津山機関庫にて。
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