1977年から導入された汎用客車で、主に非電化区間の普通列車に使用されていた他、事業用として導入されていた車両も数多く存在します。真赤な塗装から「レッドトレイン」と呼ばれていました。1979年にはローレル賞を受賞しています…が、次々と運行路線が電化されたりディーゼルカーに置き換えられたりする等、あまり大きな活躍が出来ないままに引退してしまっています。
京都鉄道博物館の扇型車庫の傍らに休憩所として設置されているオハフ50-68は、1993年まで使用されていた後この場所にやって来た現存する唯一の「レッドトレイン」で、休憩所としての扱いであるため保存車の一覧には含まれていませんがとても貴重な車両です。車内もほとんどそのまま(撮影を忘れてしまいましたが…)のようで、横にいるSLたちと同じくらい貴重な存在とも言えそうです。
上写真は梅小路蒸気機関車館にて。
|