475系
471系・473系・475系・455系・457系がごっちゃに活躍している北陸地区。基本はどの車両も同じで、ひっくるめて475系とされることが殆どです。475系のクハが455系・471系…といった編成も多く存在しています。

細かく区別すると【471系】は1962年に登場した車両で、交直流対応な153系、と言ってしまえば話が早いかと思われます。正面デザインは153系から若干変更され、このデザインが165系にそのまま採用されました。【473系】は471系の出力増強型。すぐに475系に製造が移行してしまったのでほとんど製造されませんでした。【475系】はその473系に抑速ブレーキなどを追加して1965年に登場したグループ。

急行型の生き残りとして貴重な存在でしたが、521系の増備、および北陸新幹線の開業に伴うJRの受け持ち区間の縮小に伴い、2015年に引退しています。但し、413系の編成に組み込まれているクハ455-700に限り、現在も413系の一員として運行されています。

上写真はA26編成、金沢にて。
簡単な年表
1965年 登場
2015年 引退(413系の編成に組み込まれているクハ455-700の2両を除く)
最終更新:2019/6/4
【編成別】B11編成に1枚追加。
【形式別】クハ455-702(現行塗装)を追加。



クハ455-700は455系中間車のサハ455形を先頭化改造した車両で、他の475系列と比べて前扉と戸袋窓の間が空いていおり、戸袋窓の上に方向幕が設置されているのでちょっと変わった見た目となっています。
この車両は475系の編成ではなく413系の編成に連結されており、413系2両にこの車両がくっついている…という変わった編成が2編成だけ活躍しています。

撮影場所:富山
そのクハ455-700は「413系」としての扱いを受けているようで、2015年に475系が引退しても依然運用を続けています。北陸新幹線の開業後、413系は七尾線で用いられるようになったため、七尾線用の赤い塗装に変更されており、475系が引退した後に登場した475系の新塗装、というよくわからない状況になりました。塗り替えまでしたくらいですから、暫くクハ455-700も安泰なのでしょうか。

撮影場所:金沢

〜編成別〜
A06編成
除籍
富山富山富山
A07編成
除籍
金沢富山
A10編成
除籍
金沢金沢富山金沢
A19編成
除籍
金沢金沢
A22編成
除籍
富山
A24編成
除籍
富山
A26編成
除籍
金沢
B11編成
富山金沢金沢
編成不明
金沢 金沢 高岡 富山 西金沢



〜形式別〜
クハ455

43(金沢)
クハ455-700

702(金沢) 他の車両…702(旧塗装)(富山)
クモハ457

16(金沢)
モハ456

16(金沢)



〜Others〜
ドア 車内 運転台 車両番号
モハ470-1
前部標識灯
大型



〜行先表示〜
富山



〜車両の音〜
・475系走行音

【北陸本線】石動→福岡(5分24秒:1.71MB)

今時珍しくなった急行型列車の汎用的な走行音。この音の爆走が聞けるのももう先は長くないかもしれません。夏場の収録なのでクーラーの音がうるさいのはご容赦を。




〜風景・並びなど〜
金沢富山富山


JR西日本のTopへ近畿地方の鉄道のTopへ北陸地方の鉄道のTopへ
鉄道データのTopへTopへ