電化、ディーゼルカーの普及により、経年が浅いまま余剰となってしまっていた50系客車を改造して2両が製造された車両で、導入から廃車までずっと米子地区で運行を続けていました。登場当初は主に境線で運行され、後にキハ47形とペアを組んで山陰本線の普通列車としても運行されていました。
2両しかいない中途半端な車両で使い勝手が今一つだったからか、2010年3月のダイヤ改正で引退したものの、2両のうち1両が何故か津山扇形機関庫に保存され、現在でもその姿を見ることができます。何故この車両が保存対象に選ばれたのかはよく分かりませんが、貴重な車両には違いないので、コレを目当てに津山に来る方もきっと少なくないはず。
上写真は津山機関庫にて。
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