213系
国鉄最後の新形式。1987年に登場。211系をもとにした2扉車で、基本的に2〜3両で運用されることを想定して製造されました。

岡山地区で活躍を続けており、宇野線が主な活躍場所。かつては瀬戸大橋を渡り四国と本州を結ぶ快速「マリンライナー」にも用いられました。これには先頭グリーン車が連結されていたのですが、マリンライナーの223系5000系化により任を解かれた213系の部分のみ寄せ集められ、中間車の先頭化改造を施されました(先頭グリーンはジョイフルトレインとして再利用)。パっと見では普通の213系と見た目が変わらない姿になっているのですが、よく見てみるとここで切ってここから先を作ったんだな…ってのがちょっと分かるような見た目になっているのが面白いところ。

現在はマリンライナーの運用は無く、山陽本線、宇野線、伯備線、赤穂線等で通勤輸送に用いられており、編成も2両〜6両と多彩になっています。2012年からは更新工事も始まり、今後も長い活躍が期待できそうです。

上写真はC08編成、倉敷にて。
簡単な年表
1987年 登場
2012年 更新工事がはじまる
最終更新:2014/6/21
【編成別】C05、C05、C07、C08、C12を追加。
【形式別】全て追加。
【Others】ドアを置き換え・更新車ドアと改造車ライトを追加。
【行先】長船・糸崎・長船(LED)を追加。



こちら、先頭化改造車。マリンライナーで先頭グリーン車の次に連結されていた中間車を改造したものです。見た目としては前面のライトが角型になっていることを除けばほぼ213系のイメージそのまま。113系3800番台というツワモノを作り出したJR西日本にしては、割と無難なスタイルに改造されているのは意外…と思いきや。↓
↑この車両を横から見てみるとこんなことになっています。
どこで切ってどう繋げたかが丸わかり。
後々、この状態のまま更新工事も施行されています。


〜編成別〜
C01編成
普通
岡山
C02編成
普通
倉敷
普通
倉敷
C05編成
長船行き
岡山
C06編成
普通
岡山
C07編成
長船行き
岡山
新見行き
倉敷
C08編成
回送
岡山
長船行き
岡山
備中高梁行き
倉敷
C10編成
普通
岡山
普通
岡山
C12編成
普通
岡山



〜形式別〜
クモハ213(更新車)

岡山・播州赤穂方の先頭モーター車。

8(岡山)
クハ212-100(更新車)

宇野・糸崎方の先頭T車のうち、サハ213形からの先頭化改造によって登場した車両。
改造部と元からの部分の繋ぎ目が丸分かりなのが、趣味的に少し面白い存在です。

102(岡山)



〜Others〜
ドア 継ぎ目 運転台 ドア(更新車) 前面ライト
(先頭化改造車)



〜行先表示〜
方向幕
岡山 新見 長船 糸崎
LED
長船


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