試験車両
JR北海道では、画期的な実験用車両が開発される事が度々ありました。それが日の目を見た物かどうかは兎も角、貴重な車両として残っている事もあり、一見の価値があると言えるでしょう。

上写真は旭川にて。
簡単な年表
1977年 登場
最終更新:2024/5/25 ページの作成。



・DMV 第1次試作車

阿佐海岸鉄道で実用化されたDMVが最初に実験されたのは北海道で、当時の日産シビリアンの改造で2004年に登場したのがこの第1次試作車。結局北海道での実用化は頓挫してしまいましたが、阿佐海岸鉄道にこの車両の技術が生きたのは言うまでも無く、貴重な存在です。苗穂工場の公開日(第2土曜日とのこと)ならばもっと近くで見られるのですが、この画像は苗穂駅のホームから見えたのを撮ってみたものになります。


・トレイン・オン・トレイン

苗穂駅から見た苗穂工場内である意味一番の存在感を放っている此方の車両は「トレイン・オン・トレイン」という、狭軌の貨物列車を標準軌の新幹線で輸送する、新幹線による車両航送のシステムの試作車となります。研究は一応続けられている形にはなっていますが、北海道新幹線の開業後の貨物の状況はすでに安定しており、事実上断念された状況のようです。

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