EF67形
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山陽本線瀬野駅付近の急勾配区間を突破する、いわゆる「セノハチ越え」対策に作られた機関車。↑区間で牽引機+客車・貨車+EF67という編成を組んで走行しています。前はEF65等の機関車が引っ張り、後ろからEF67が押す、いわゆるプッシュプル運転での運行が基本となります。
EF60およびEF61から改造された基本番台と、EF65から改造された100番台があり、後者は更新工事を受けて現在も活躍しています。登場当初は八本松駅付近で列車を走らせたままEF67を切り離す(これを「走行解放」という)、という非常に珍しいことが行われていたのですが、現在ではそれも廃止され、西条駅の構内で切り離すという無難な方法に変更されています。そのため、観察するなら西条駅がお勧め。
2013年以降、セノハチをそのまま突破できる仕様で製造されたEF210形300番台に置き換えが進んでおり、すでに全般検査はすべての車両で終了。引退は秒読みとなっています。
上写真は切り離し直後の103号。西条にて。
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簡単な年表
1982年 EF60の改造で登場
1990年 EF65の改造で100番台登場
2002年 八本松駅付近走行中の解放を廃止。以後は西条駅での切り離しとなる。
2003年 更新開始(100番台のみ)
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最終更新:2020/8/8 101・105を追加。
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