もともとは1958年に登場したED61形で、これを1974年以降に改造して登場したのがED62となります。ED61形は中央本線で用いられていましたが、1964年にEF64形が登場すると出力不足によって活躍の場が狭まって行きました。
そこで目を付けたのが古い機関車が残っていた飯田線。ここでED61形を使用することになったのですが、軸重が大きいED61形はそのままでは飯田線に入線できず、飯田線に対応させる改造を施しました。この改造を経た車両が「ED62」となったわけです。1987年の国鉄民営化まで残った車両はJR貨物に引き継がれ、最終的に2002年に引退しています。
上写真は大宮工場にて。
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