373系 |
1995年から登場した特急・一般対応車。JR東海において、383系の試作車に次いでVVVFインバータ制御を採用しました。「快速ムーンライトながら」の代名詞的な存在ですが、現在臨時化された「ながら」にはこの車両は用いられなくなっており、もっぱら東海近郊での運用です。「ながら」をはじめとしたいくつかの運用に用いられなくなったことから、現在運用には割と余裕が出ているようです。 特急から普通まで全てこなせる使い勝手の良さからJRでは重宝される存在であり、臨時列車などにもよく用いられています。車内の特徴としては大きな側扉と簡素なデッキの仕切りが挙げられます。このことから、特急として使う事を考えると少々静粛性には欠けている印象があります。 上写真はF11編成、東京にて。 |
簡単な年表 |
最終更新:2023/4/9 【編成別】F12(2枚)を追加。 【Others】ドアを置き換え。 |
〜編成別〜
クモハ373 先頭モーター車。パンタグラフを1基本搭載し、静岡側の先頭車両に連結されています。 クモハ373-9(豊橋) |
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サハ373 基本3両編成の373系の中間車に位置するT車。 サハ373-9(豊橋) |
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クハ372-9 米原・甲府方面の先頭車。373系は基本的に1M2Tとなります。 クハ372-9(豊橋) |
ムーンライトながら | 伊那路 | 団体 | ホームライナー 文字幕 |
普通 | 特急 |
回送 | 快速 | 新快速 | ふじかわ | ホームライナー 絵柄幕 |
ドア | 車内 | パンタグラフ | 貫通扉 | 半自動ドアボタン | |
側 灯 | 車内 セミコンパートメント |
運転台 |
・373系走行音 【身延線】甲府→南甲府(5分2秒:1.6MB) 特急「ふじかわ」にて。始発なので車内チャイム付きです。 非常に重厚な東芝GTOで、とても良い音を出してくれます。デッキの間に仕切りがないため、良くも悪くもこのモーター音はよく響きます。ムーンライトながらで聞きなれていた方も多いのではないでしょうか。 |
・F11編成(321M)東京発車(youtube) 運転距離調整のために、ムーンライトながらの運用が無くなってからも東京駅にやってきていた373系。朝1の東京発静岡行きの普通列車(321M)に使用されていましたが、2012年3月のダイヤ改正でとうとうこの運用も無くなり、東京駅に来る373系、という光景が過去のものになってしまいました。寂しいものですね。 |
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F6編成
「ホームライナー豊橋」名古屋発車(youtube) 373系を使用したホームライナーが名古屋駅を出発する様子。6両編成かと思っていたのですが3両編成でした。前面にも側面にも「ホームライナー」としか表示していないので、言われないとこれがホームライナー豊橋だとは分からなそうな雰囲気です。 起動音が良いのは相変わらず。 |
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F7編成
「ふじかわ」静岡発車(youtube) 発車と言っても入れ替えのために少し動くところを録っただけですが...。 久々に乗車した373系は特急「ふじかわ」となりました。全区間通して乗ったけど、やっぱりいい車両です。 |
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F7編成
普通 沼津行き静岡発車(youtube) 自分が乗ってきた「ふじかわ」の返しはなんと普通列車でした。特急料金なしで乗ることが出来る列車にも時折使用される辺り、JR東日本で言ったところの185系に近いポジションなのかもしれません。でも373系に乗れるのはうらやましいなぁ。 |
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F5編成
「ホームライナー静岡」浜松発車(youtube) 373系も「ムーンライトながら」の運用が削減されたためいまいち乗る機会が減ってしまっていますが、現在はこのようなホームライナ−の運用にも数多く用いられています。 |
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373系ドア開閉(youtube) 特急型としても普通列車としても使用できる万能な車両、373系。かつては「ムーンライトながら」用の車両として東京駅でもおなじみの存在でした。デッキに扉が無いのが大きな特徴ですが、側扉もとても面白い形をしており、窓がとても細長いのが特徴。このため、ドアがやや広く取られているように見えますが、扉の幅自体は普通の両開き扉と変わりません。 |
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