ATR42はフランスとイタリアの合弁会社であるATRが製造するターボプロップ機で、シリーズとしての初飛行は1984年。以来改良が進められながら現在も製造されている息の長いシリーズとなりますが、日本の航空会社への採用は近年になってからの事でした。「42」は標準的な座席数が42籍である事を意味しており、それ故に小規模路線への採用が殆どとなっています。
国内では2007年に登場したATR42-600から導入が始まり、2022年現在、JACを含めて4社で採用例があります。JACは2017年からの導入。これによりDHC8やSaab340の代替が行われることになりました。
上写真は福岡空港にて。
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