6000形
1947年に登場、まだ東京23区内に路面電車が数多く存在していた、そんな頃の都電を代表する車両で、各地に保存車が存在します。年度からも何となく察しがつく通り、戦後初の新形式となりました(800形という車両がほぼ同時期に登場しているため単純に断言することはできないけれど…)。この事からか、戦後の路面電車の標準的な車両という位置づけとなり、各地に似た形の車両が登場することとなりました(名鉄モ570形等)。
都電が荒川線を残して全廃される際、大多数の車両が引退することとなりましたが一部が荒川線で引き続き使用されることとなりました。その後、登場当時の車両を復刻した6152号車がイベント用として2001年まで在籍。現在は荒川遊園に保存されています。

各地に散らばる6000形の保存車を探す、というのもなかなか楽しいかもしれませんね。

上写真は荒川遊園にて6152。
簡単な年表
1947年 登場
1972年 この時点までに都電の一部を除いた路線廃止によって大多数が運用離脱、廃車。
2001年 6152号除籍(→6000形形式消滅)
最終更新:2024/1/1
【保存車】6063に5枚、6162に2枚追加。
【Others】6063の系統板を追加。




【写真】

〜保存車〜
6063
(神明町都電車庫跡公園)
6080
(飛鳥山公園)

※補修前
6086
(荒川車庫)
6086(江戸東京博物館)
※現在は荒川車庫に
戻っています
6152
(荒川遊園)
6162
(南大塚公園)
6191
(府中市郷土の杜公園)


〜Others〜
6063
台車 系統板
6080
台車ドア車内 パンタグラフ運転台周り
ベル
6086
台車
6152
台車系統板パンタグラフ


〜風景・並びなど〜
三ノ輪橋付近荒川車庫荒川車庫 荒川車庫荒川車庫荒川車庫
荒川車庫荒川車庫江戸東京博荒川車庫

東京都交通局のTopへ関東地方の鉄道のTopへ鉄道データのTopへTopへ