200系
北勢線が近鉄どころか三重交通の路線だった頃の1959年に登場した車両で、カルダン駆動を採用していたり、連接台車を用いた3両4台車の構造…など、他の車両と一線を画す画期的な存在でした。前面スタイルも他の車両と印象を異にしています。三重交通時代は4400系を名乗り、近鉄合併後に200形となりました。

ナローゲージの路線の車両がほぼ全て吊り掛け式なことからもわかるように、カルダン駆動のこの車両は保守が大変だったようで、1971年には電装を解除され、他のモーター車に連結して用いられる付随車となりました。この際に阿下喜側の先頭車だった車両は運転台を取り除き、完全な付随車に変わっています。連接構造だった事から編成を解く事も出来ず、結果として2他の北勢線の車両と異なり、200形は1編成に集約されています。

上写真は西桑名にて。
簡単な年表
1959年 登場
1964年 北勢線に転属
1971年 電装解除。
2013年 三重交通時代の塗装にリバイバル
最終更新:2023/3/14
【編成】K77(4枚)追加。
【Other】車内を除き4枚追加。



200形を含むK77編成は、2013年11月より三重交通時代の塗装にリバイバルされています。2023年現在で元に戻る様子もありません。編成を組んでいる270系のモ277にとっては無縁な色にリバイバルされているのが何とも面白いところ。

撮影地:西桑名

〜編成(車両)別〜
K77編成
(ク202)
(サ101)
(サ201)
ク202
西桑名行き
西桑名
ク202
楚原行き
在良
サ101
西桑名
ク202
西桑名行き
西桑名
ク202
楚原行き
西桑名
サ101
西桑名
サ201
西桑名


〜Others〜
ドア 左開き ドア 右開き 車内元運転台部分ジャンパ栓

三岐鉄道のTopへ近鉄のTopへ東海地方の鉄道のTopへ鉄道データのTopへTopへ