5000系
1964年に登場した東西線、千代田線用の車両。千代田線では6000系への統一に伴い北綾瀬支線を除き早々と引退し、殆どの車両が東西線へと集結しました。以降、長らく東西線の主力として活躍していましたが、05系の増備および07系の転籍により2006年までに引退してしまいました。

導入当初は抵抗制御だったものの、冷房化と同時に界磁チョッパに改造されました。音自体は抵抗制御らしい雰囲気を残しているので、知らないとこれが界磁チョッパとは思えないかもしれません。1966年にはアルミ車体の試作車が作られました。これは6000系以降の車両の参考になり、現在も2本が北綾瀬支線用に残存しています。このほか、1本のアルミ車体の5000系が05系にリサイクルされ、当該編成(05-124編成)は「アルミリサイクルカー」の愛称を設けられています。

現在、数本がインドネシアの国鉄であるジャボタベックへと譲渡され、活躍を続けています。そちらでは投石対策に窓ガラスに防護シートや網を取り付けるなど見た目の変化こそあるものの、近年では車内にLCDを設けられたりするなど、大事にされているようです。

上写真は深川検車区にて。
簡単な年表
1964年 登場
1966年 アルミ試作車登場
1981年 製造終了
1994年 廃車車両を05系にリサイクル
2007/3/18まで 東西線から引退
最終更新:2013/1/9

【編成別】57(1枚)、59(1枚)、66(1枚)、90(4枚)、92を追加
【保存車】5833右1枚追加
【貫通扉】乗務員室Aを追加
【Others】パンタ(シングルアーム)を追加
【車両の音】走行音1点追加
【風景】全て追加




〜編成別〜
43編成
廃車
綾瀬⇔北綾瀬
新木場検車区
57編成
(5007)
退役
西船橋行き
妙典
中野行き
妙典
58編成
(5008)
廃車
中野行き
妙典
59編成
(5009)
廃車
→ジャボタベック
津田沼行き
津田沼
快速 中野行き
津田沼
三鷹行き
西船橋
快速 中野行き
西船橋
中野行き
西船橋
快速 中野行き
西船橋
中野行き
西船橋
東陽町行き
深川検車区
西船橋行き
さよなら5000系
三鷹
快速 西船橋行
さよなら5000系
三鷹
中野行き
さよなら5000系
三鷹
三鷹行き
さよなら5000系
高円寺
津田沼行き
東船橋
66編成
(5016)
廃車
→ジャボタベック
津田沼行き
船橋
快速 中野行き
浦安
三鷹行き
妙典
67編成
(5017)
廃車
→ジャボタベック
中野行き
西船橋
快速 中野行き
中野
中野行き
浦安
68編成
(5018)
廃車
三鷹行き
妙典
97編成
(5048)
廃車
西船橋行き
妙典
中野行き
西船橋
西船橋行き
西葛西
90編成
(5150)
廃車
中野行き
西船橋
西船橋行き
原木中山
快速 中野行き
西船橋
津田沼行き
船橋
快速 勝田台行
西船橋
快速 西船橋行
深川検車区
三鷹行き
妙典
西船橋行き
西船橋
中野行き
西船橋
西船橋行き
原木中山
91編成
廃車
綾瀬⇔北綾瀬
綾瀬
92編成
廃車
試運転
綾瀬


〜保存車〜
5833
(江東区新砂あゆみ公園)
撤去済み


〜ドア〜
ドアA
ステンレス車
オレンジ化粧板
灰Hゴム【窓枠】
黒Hゴム【中央】
ドアB
ステンレス車
ステンレス地
灰Hゴム【窓枠】
黒Hゴム【中央】
ドアB
←の車内の壁が違うだけ
ドアC
ステンレス車
白化粧板
黒Hゴム【窓枠】
黒Hゴム【中央】
ドアD
アルミ車
白化粧板
細金具+黒ゴム【窓枠】
黒Hゴム【中央】
ドアE
アルミ車
白化粧板
細金具+灰ゴム【窓枠】
黒Hゴム【中央】
ドアF
アルミ車
オレンジ化粧板
細金具+灰ゴム【窓枠】
黒Hゴム【中央】
おまけ
ドアD〜Fを外から


〜車内〜
車内A
ステンレス車
ドアA
オレンジ壁
戸袋窓無し
かなりブレてますorz
車内B
ステンレス車
ドアB
化粧板壁
戸袋窓無し
車内C
ステンレス車
ドアB
オレンジ壁
戸袋窓あり
車内D
ステンレス車
ドアC
化粧板壁
戸袋窓あり
車内E
アルミ車
ドアD
化粧板壁
戸袋窓あり
車内F
アルミ車
ドアE
化粧板壁
戸袋窓あり
車内G
アルミ車
ドアF
オレンジ壁
戸袋窓あり


〜貫通扉〜
貫通扉A
ステンレス車
オレンジ化粧板
灰Hゴム【窓枠】
黒Hゴム【先端】
貫通扉B
ステンレス車
白化粧板
黒Hゴム【窓枠】
黒Hゴム【先端】
貫通扉C
アルミ車
オレンジ化粧板
金具【窓枠】
灰Hゴム【先端】
貫通扉
(乗務員室)A
オレンジ化粧板


〜Others〜
妻面/貫通幌
ステンレス車
妻面/貫通幌
アルミ車
さよなら5000系
ヘッドマーク
扇風機 吊り革 社紋
パンタグラフ 運転台 台車 側灯 方向幕対応表 定員 144人
形式 5600
自重 25.5t
座席 ドアコック 運転室内機器 パンタグラフ
シングルアーム


〜車両の音〜
・5000系ワンマン対応車走行音

【千代田線】綾瀬〜北綾瀬(4分7秒:1.31MB)

北綾瀬支線はほとんど速度を出さないのでいまいちよくわかりません(一応2分立った辺りから多少は速度を出しています)が、これでも一応界磁チョッパです。導入当初は抵抗制御だったのですが更新されているとのこと。音だけ聞くと抵抗制御のように聞こえてしまいます。ワンマン化されているものの、違いは自動放送があるかないかというくらい。



〜映像〜
・5000系59編成西船橋発車(youtube)

※古いデジカメでの撮影です。音質、音量、画質はご容赦ください。※

編成内部にいろんな内装を持った車両が存在していたり、なんかブレーキ解除音が可愛い音してたり、窓の小さい扉があったり・・・。今はインドネシアで活躍しているこの編成、投石とかにめげずに末長く活躍を続けていただきたいものです。

・5000系90編成飯山満発車(youtube)

※古いデジカメでの撮影です。音質、音量、画質はご容赦ください。※

今は見られない東京メトロ5000系、それもアルミ試作車の90編成が飯山満駅を発車する様子。90編成はステンレスの5000系のように、号車によって内装が異なる(ちなみに3パターンありました)編成だったので乗っていても楽しい編成でした。

・5000系編成不明浦安発車(youtube)

※古いデジカメでの撮影です。音質、音量、画質はご容赦ください。※

酷い逆光で申し訳ないのですがHDDを整理していたら5000系の映像が出てきたのでUP。ちょっと前まではこれも当たり前な光景だったんだけどなぁ・・・

編成番号は読み取れませんが多分59編成だと思います。

・5000系ドア開閉(youtube)

※古いデジカメでの撮影です。音質、音量、画質はご容赦ください。※

以前は東西線で多くの車両が活躍していた5000系。現在は千代田線にアルミ車が2本6両残るのみとなっていますがそちらもいつまで残ってくれるやら・・・。5000系のステンレス車は扉だけを見ても非常に多くの特徴がありました。こんな感じ。

1.化粧板無し。窓のHゴムは灰色
2.化粧板無し。窓のHゴムは黒
3.白系の化粧板。窓のHゴムは黒
4.同様のもので、ドアエンジンの音が違う(ここで公開しているもの)
5.オレンジ系の色の化粧板。窓のHゴムは灰色

このうち、5は戸袋窓がない車両でしか見られなかった特徴でした。大分画質も音質も悪く、その上閉まる部分しか収録できていませんが、今この車両のドア開閉を録ろうとするとジャカルタまで行かなければならないので、どうかご容赦ください。 ちなみに、いわゆる「爆弾ドア」の車両は在籍していましたが、以前の6000系と同じくらい急な動きをする扉はなかったと記憶しています。



〜風景・並び〜
綾瀬綾瀬南砂町 浦安三鷹深川検車区
東西線オールスターズ
深川検車区 深川検車区 深川検車区


〜その他〜
深川検車区 深川検車区


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