1000系
戦前に登場した車両の機器流用車である700系(1967年登場)。鉄道線の昇圧が決まった1974年以降、吊り掛け式の車両は廃車して置き換える方針をとったものの、700系は車体の経年が浅かったことから、その車体を再利用した車両を作ることになりました。それが1000系で、1977年の登場…という扱いになっています。
1990年以降は更新修繕も行われ、この際にモーターも抵抗制御から界磁添加励磁制御に変更されています。更新が施されたとはいっても、側面の見た目からは少し昔の車両である事が何となくわかるので、そういったアンバランスが面白い車両でもあります。

上写真は1504F、枚方市にて。
簡単な年表
1967年 元々の700系が登場
1977年 登場
1990年 更新
最終更新:2023/5/31
【編成】01F(1枚)、02F(2枚)、04F(6枚)追加。
【行先】準急淀屋橋を追加。
【風景】3枚すべて追加。


〜編成別〜
1501F
区急 中之島行
大和田
準急 中之島行
大江橋
区急 淀屋橋行
守口市
1502F
急行 出町柳行
伏見稲荷
準急 淀屋橋行
大和田
準急 出町柳行
守口市
準急 淀屋橋行
京橋
1503F
普通 中之島行
祝 国宝登録
石清水八幡宮

西三荘
1504F
普通 出町柳行
関目
普通 淀屋橋行
関目
普通 淀屋橋行
大和田
普通 出町柳行
西三荘
準急 淀屋橋行
守口市
準急 淀屋橋行
守口市
急行 出町柳行
守口市
準急 淀屋橋行
枚方市
準急 淀屋橋行
枚方市
準急 出町柳行
京橋
1505F
普通 淀屋橋行
京橋
普通 淀屋橋行
門真市
普通 出町柳行
西三荘
1506F
普通 淀屋橋行
伏見稲荷
区急 萱島行き
中之島
区急 萱島行き
天満橋
普通 中之島行
祝 国宝登録
石清水八幡宮

西三荘
普通 出町柳行
祝 国宝登録
石清水八幡宮

西三荘


〜Others〜
1000系の最大の特徴ともいえるこの扉。異常なほど広い窓。初めて見た時は目を疑ってしまいました。種車の700系などが製造されていた頃の京阪には、こんな感じの扉を持つ車両が多かったようで、1000系はその生き証人ともいえる存在なのかもしれません(更新された時に壁紙が変更されているので、当時から全く同じ姿の扉…という訳では無いのですが)。
通常扉の上部に貼られる横長の広告は当然1000系には貼れないので、扉の上のスペースに貼る事で対応しているようです。


ドア パンタグラフ 台車 車内 運転台


〜行先表示〜
急行 出町柳 区間急行 萱島 準急 淀屋橋


〜車両の音〜
・1000系走行音

【京阪本線】守口市〜西三荘(1分49秒:596KB)

元をたどればものすごく古い車両なのですが、それを感じさせない徹底した更新っぷり。扉のエンジンも交換されているようで、非常に静かなものとなっています。現在は界磁添加励磁制御となっているので、基本的には6000系と同じ走行音です。



〜映像〜
・1000系ドア開閉(youtube)

車体自体は結構古いはずなのですが、ドアの開閉は音が聞こえないと言っていいくらい静かです。おそらく、更新した頃とかにドアエンジンを交換したんでしょうね。


〜風景・並び〜
枚方市守口市枚方市

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