201系

1979年に登場した元祖「省エネ電車」。
ブラックフェイスや省電力制は話題になりましたが、製造コストが非常にかかってしまったため、製造はすぐに205系に移行しました。その為、製造総数はあまり多くありません。

長らく中央線の顔として活躍していたほか、総武線、京葉線、青梅・五日市線、武蔵野線(一時期のみ。すぐに運用から撤退)で運用されていました。最後まで残っていたのは京葉線で、2011年6月20日を最後に運用から撤退。元祖「省エネ電車」は東日本から姿を消しました。

左写真はケヨ72編成、葛西臨海公園にて。


<JR他社の201系のページはこちらから>
 →JR西日本
簡単な年表
1979年  登場
1981年  量産開始
1988年  いわゆる「東中野事故」発生
2001/8/4 「四季彩」が登場
2001/11  総武線から引退
2005年  試作車引退
2005年  東中野事故生き残りの1両が廃車
2006/12  中央線用車廃車開始
2008/3  青梅・五日市線から引退
2008/7/20 「四季彩」が引退
2010/10/17 中央快速線から引退
2011/6/20 京葉線から引退(形式消滅)
最終更新:2012/7/22
【編成別】18枚追加(詳細は編成別ページ内にて)
【保存車】2枚新規追加
【形式別】クハ200-108を追加
【Others】車両番号・さよならHM2種を追加
【行先】京葉線を追加
【映像】下4点追加
【風景】4段目右2枚を追加




編成写真

引退までの撮影数が非常に多かったため、編成写真のページを分割しています。上記のリンクよりどうぞ。



〜保存車〜
前面パーツ類
(鉄道博物館)
座席と網棚
(鉄道博物館)


〜形式別〜
クハ200

クハ200-109(舞浜) 他の車両…103(新浦安)108(三鷹)
モハ200

モハ200-223(舞浜)
モハ201

モハ201-254(阿佐ヶ谷) 他の車両…213(新浦安)214(新浦安)


〜ラッピング・ロゴ〜
毎日派遣ナビ
(中央線)
青梅五日市線 さよならHM
(京葉線)
さよならHM
(中央線)


〜Others〜
車内 ドア
灰Hゴム
貫通扉 吊り革 転落防止幌
スカイブルー
パンタグラフ
パンタグラフ
シングルアーム
転落防止幌
オレンジ
前面種別表示幕 「JR」ロゴ 側灯
車両番号一例


〜行先表示〜
京葉線
快速 東京
高尾 各駅停車 高尾 八王子 京葉線
快速 蘇我
青梅
東京 豊田 京葉線
通勤快速 勝浦
京葉線
通勤快速 成東
京葉線


〜車両の音〜
・201系走行音

【中央線】新宿〜四ツ谷(4分19秒:1.37MB)
【中央線】四ツ谷〜御茶ノ水(4分49秒:1.53MB)
【中央線】御茶ノ水〜神田(2分12秒:720KB)
【中央線】神田〜東京(1分54秒:620KB)

【京葉線】東京〜八丁堀(2分10秒:704KB)
【京葉線】八丁堀〜越中島(2分8秒:700KB)
【京葉線】越中島〜潮見(2分56秒:953KB)
【京葉線】潮見〜新木場(2分28秒:808KB)
【京葉線】新木場〜葛西臨海公園(3分17秒:1.04MB)
【京葉線】葛西臨海公園〜舞浜(2分36秒:848KB)
【京葉線】二俣新町〜市川塩浜(3分55秒:1.24MB)
【京葉線】蘇我〜千葉みなと(3分43秒:1.18MB)

制御装置は電機子チョッパ。動き出した後しばらく低い音が鳴り響き続けるのが特徴。これはJRでは201系と203系だけで聞ける音。決して静かな音ではありませんが、なかなか味がありました。特に、速度を出す上にバラストがない区間もあり、おまけに地下にも入る京葉線ではなかなか豪快な走行音を聞くことができていました。今はそれも、いい思い出。



〜映像〜
・201系ケヨ71編成
葛西臨海公園発車(youtube)


古いカメラでの映像のため画質、音質はご容赦ください。

いまだに201系が京葉線からいなくなった実感がわきません。201系どころか205系までいなくなってしまったわけで...時の流れは早いものです。

・201系中央線編成不明
阿佐ヶ谷発車(youtube)


※古いカメラでの撮影です。画質、音質、音量はご容赦ください※

まだ「どちらかといえばE233系の方が多いかな」という程度の頃に撮影したものです。置き換えが始まってからは本当に早かった(H4、H7以外)・・・。画質のいいカメラで同じような構図を録りたかったものです。

・201系京葉線編成不明
舞浜発車(youtube)


京葉線の「青い電車」も見納めになりました。自分自身小さなころから総武線で当たり前のように乗っていて特別その時は好きでも何でもなかった201系。やっぱりそれでも、慣れ親しんだものがいなくなってしまうのは寂しいものですね。余談ながら、一番最後に反対側に来た列車(こっちも201系)の発車メロが流れているのですが、その曲が・・・。こっちもまた、今となっては懐かしい代物ですね。

・201系京葉線編成不明
市川塩浜通過(youtube)


JR東日本の201系最後の砦となっていた京葉線。これらの車両は総武線にいた車両と、暫定的に転属してきた中央線からの車両が存在していました。

・201系T102編成?
東京発車(youtube)


中央線の201系が快速八王子行きで東京駅出発する様子。数年前まで当たり前の光景だったはずなのですが、気が付いたら引退していて・・・。 大阪近辺の201系と同じ車両とは思えないくらいくたびれているその姿。中央線で30年も走ったんですから、役目は十分すぎるくらい果たしたんじゃないかな。

・201系H4編成
東京発車(youtube)


ちょっと日が傾いてきたころの東京駅を出発する201系を後追いで。編成は最後まで残った2本のうちの1本、H4編成です。

・201系ケヨ51+K1編成
蘇我発車(youtube)


一時期行先表示の部分に「京葉線」と出して運用していた編成がありました。これが故障故のものなのかどうかはよくわかりませんが、せっかくだから動画に録って記録としようと思ったら後ろ4両は普通に行先を表示していたのでした。しばらくの間この状況が見られたけれど、最終的にはどうだったんだろうか・・・。

・201系ケヨ52+K2編成
新浦安発車(youtube)


ケヨ52+K2編成。子供のころは京葉線と言えば水色だったのですが、その水色の電車がいなくなるまでは本当にあっという間でした。

・201系ケヨ54+K4編成
舞浜到着(youtube)


京葉線で混雑時間帯に運用される房総半島各線への直通運転は途中の駅で分割が必要な場合があり、その運用には201系が重点的に用いられていました。

・201系ドア開閉(youtube)

西日本では全くもって置き換えるなんて想像もつかない201系ですが、一切更新が施されていない東日本では勿論置き換えの対象。西の201系を見た後だと随分と古さが感じられます。

基本的に、後に登場した205系と扉の動きも形も変わりませんが、201系の方が若干動きが緩やかなように見えますし、扉の見た目としては窓の金具と中央のHゴムの色が違う事が205系との相違点と言えそうです(但し、205系にも窓の金具が白っぽい色の車両は少々在籍していますし、既に現役を退いていますが黒Hゴムの扉を持つ201系も少数ながら在籍していました)。



〜風景・並び〜
雨の中の到着! 毎年おなじみの 東中野の桜並木 自分も201系撮りに行ってみました はたして来年 またこの桜並木を
舞浜 東中野〜中野 東中野〜中野 東中野〜中野 東中野〜中野 東中野〜中野
201系は駆け抜けるのだろうか 201同士の並び。今後は貴重になっていくのかなぁ 逆光にならない時にまた行ってみたいです。3〜4本のそれぞれ違う車両の並び!こんなのが撮れる駅って好きです。 あかちょうちん なんかこういうのを撮ってみたかったのです やっぱり同じ路線の車両には見えませんね
東中野〜中野 阿佐ヶ谷 阿佐ヶ谷 神田〜御茶ノ水 東中野〜中野 海浜幕張
例の東中野の場所で。菜の花も咲いてるみたいです。 どっちに乗りたい? 1日数本の特急と合わせて。並びは撮れるけど、柱がちょっと邪魔 あのドームがいつも不思議で仕方無いんだ。 下から201系をのぞいてみる はじまり
東中野〜中野 東京 東京 葛西臨海公園 東京 東京
カメラを下げに下げて撮影してみたらこんなのが。意外と気に入ってます。 グラデーション 賑やかな町(舞浜・新浦安)をぬけて、静かな町(市川塩浜)で撮影。夕焼け空が綺麗。 接続待ちの間のしばしの休憩。
東京 不明 市川塩浜 海浜幕張 蘇我 海浜幕張

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