10030形
1971年に登場した京阪電鉄の特急用車両3000系を1990年から徐々に導入したもので、2両編成8本が在籍しています。京阪と富山地鉄では線路幅が異なる事から、台車や主電動機は京阪3000系のものから営団3000系由来の物に更新されています。導入当初は3000系の特徴でもあったテレビの放映を行っていましたが、後に撤去されてしまいました。ワンマン運転にも対応しています。

2012年には、10033Fに京阪特急時代の塗装を復刻し、テレビを再設置しました(こちらは地上デジタル放送に対応しています)。さらにその翌年の2013年には、京阪3000系(8030系)に組み込まれていたダブルデッカー車を連結し、観光列車「ダブルデッカーエキスプレス」として、同社の看板列車の1つとして運行されることになりました。

2024年時点で、すでに京阪よりも富山での運用期間の方が長くなっており、いつまで主力として用いられるかが気になるところです。

上写真は10035F、電鉄富山にて。
簡単な年表
1971年 登場(京阪)
1990年 登場(富山)
2012年 京阪特急の塗装を復刻
2013年 ダブルデッカーを導入
最終更新:2024/9/14
【編成】31(1枚)、39(2枚)、41(3枚)追加。
【各種ヘッドマーク】2枚追加。
【風景】4枚追加。




前述のとおり、10033Fは京阪3000系のダブルデッカーを譲受の上組み込み、「ダブルデッカーエキスプレス」として運行されています。ダブルデッカーの側面のイラストもそのままで、京阪時代を偲ばせる姿になりました。

一般特急の指定されたダイヤで、座席指定列車として運行されています。両端の普通の車体の部分については一般の特急と同じ扱いで、内装の変化も無いようです。

撮影地:電鉄富山

〜編成別〜
10031F
普通 上市行き
電鉄富山
普通 富山行き
電鉄富山
10033F
ダブルデッカー
エキスプレス
普 宇奈月温泉
電鉄黒部
普 宇奈月温泉
宇奈月温泉
急 宇奈月温泉
電鉄富山
急 宇奈月温泉
電鉄富山
普通 富山行き
電鉄富山
特急 立山行き
電鉄富山
特急 立山行き
電鉄富山
特急 立山行き
電鉄富山
特急 立山行き
電鉄富山
特急 立山行き
アルペンルート
電鉄富山
特急 立山行き
アルペンルート
電鉄富山
特急 立山行き
アルペンルート
電鉄富山
10035F
普通 富山行き
宇奈月温泉
普通 岩峅寺行
電鉄富山
普通 岩峅寺行
電鉄富山
普通 岩峅寺行
電鉄富山
10037F
除籍
普通 富山行き
南富山〜朝菜町
普通 富山行き
電鉄富山
10039F
普通 富山行き
電鉄富山
普通 岩峅寺行
電鉄富山
10041F
普通 富山行き
稲荷町
普通 立山行き
電鉄富山
普通 岩峅寺行
ミラたん
電鉄富山
普通 新魚津行
ミラたん
電鉄富山
普通 岩峅寺行
電鉄富山
普通 岩峅寺行
電鉄富山
普通 富山行き
電鉄富山
10043F
普通 岩峅寺行
電鉄富山
10045F
普通 富山行き
電鉄富山


〜形式別〜
モハ10031

10035(電鉄富山)
モハ10032

10036(電鉄富山)
サハ30

「ダブルデッカーエキスプレス」用に用いられる2階建てサハ。

31(電鉄富山)


〜ラッピング・ロゴなど〜
テレビカー
(10033F)
ダブルデッカー
エキスプレス
(10033F)
各種ヘッドマーク類


〜ドア〜
左開き
番号表記A
右開き
番号表記A
左開き
番号表記B
右開き
番号表記B
左開き
番号表記C
右開き
番号表記C


〜Others〜
共通
車内パンタグラフお守り
製造表示
標識灯台車
10033F
車内 平屋 車内 2階 車内 1階貫通扉


〜車両の音〜
・10030形走行音

【本線】電鉄富山→稲荷町(2分45秒:898KB)

台車や主電動機は交換されているので本来の京阪電車の音ではありません。ワンマン化されているので自動放送つき。ドアブザーがなんとも賑やか。



〜映像〜
・10030形ドア開閉(youtube)

10030形は京阪3000系を譲り受けて導入した車両で、同社の主力車両。今後ダブルデッカーを譲り受けて観光列車を導入することが決まっています。

富山地鉄の車両に多い大きなドア番号表示が設置された(というより塗装された)事と、ドアが閉まる前ににぎやかなブザーが流れるのが、3000系からの変更点と言えそうです。



〜風景・並び〜
電鉄富山電鉄富山電鉄富山 電鉄富山電鉄富山稲荷町
電鉄富山電鉄富山電鉄富山電鉄富山 電鉄富山電鉄富山
電鉄富山電鉄富山

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