いすゞ、日野、三菱にやや遅れを取ったものの、日産ディーゼルも1975年から中型バスの製造に着手し、富士重工の車体を持つ車両として登場。此方がRM系の初代となります。登場から暫くして1988年には西日本車体工業の車体を持つ車両も登場(P-RB80系)しましたが、そちらは「スペースランナーRM」の名称で発売されることになり、当初はこのRMとは異なる車両とされていました。富士重工の車両がスペースランナーの名を冠するようになったのは1990年のU-RM210系から。その後も、西工と富士重工で型式が異なる状況が続いた後、KC-の代になってモデルが統一されています。よって、無印の「RM」として製造された車両はどんなに新しくてもP-代の車両まで。今現在は中々出会えない車となっています。
上写真は番号不明の保存車、比島交通公園にて。
最終更新:2024/2/29 ページの作成。
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