1930年に登場した東京市電初の半鋼製3扉ボギー車で、登場時に12両、1943年以降にさらに12両が増備されて総勢24両となりました。1957年以降に車体更新が行われています。新製から廃車までずっと新宿近辺の路線で運行を続け、1968年までに全ての車両が引退しています。
現存する車両は田無駅付近で個人が5011号の車体を保存している他、新宿歴史博物館に本物の部品を活用したレプリカが保存されています。前者は車体のみ、後者は本物の部品を使っているとはいえレプリカなので保存車としてはどちらも一長一短ですね。
尚、5011号は個人保存の車両なので公開して良いのかどうか悩んだのですが、Web上に沢山写真が出てくるので一応公開しても大丈夫だろう、と判断しました。実際に訪問される際は決して敷地に入り込むなどと言った事の無いようお願いしますね。
上写真は田無駅付近の保存場所にて。
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