5000系

10両編成1本のみの存在のこの車両、元をたどると1955年に登場した(旧)5000系になります。その(旧)5000系は流線型車体を採用し、直角カルダンを採用していたため話題となりました。

(旧)5000系は1972年に更新されて現在の車体となり5100系という形式名に変更されました。その5100系を1988年にVVVFインバータ制御の試験車に改造し、また形式名を5000系に戻し、最終的な状況に至っています。
2度の改造を経ているため(旧)5000系の面影はありませんが、全くの新造ではなくあくまでも改造を経て存在している車両なので、5000系(2代目)というワケではない模様。

当初は10000系で全て置き換えられてしまう予定だったのですが、事故による車両不足により予備車として復活し、活躍を続けることになりました。しかし、11000系での置き換えが決定し、2009年2月に引退してしまいました。さよならイベントも何度も行われ、盛大な最後を飾りました。

左写真は5054F、平沼橋にて。
簡単な年表
1955年 登場
1972年 車体を更新。5100系に形式変更。
1988年 VVVFインバータ制御試験車化。形式名5000系に戻る。
2009/2/7 引退に合わせ相模大塚駅前留置線にてさよなら撮影会を実施。
2009/2/8〜10 さよならHMを装備して通常運転へ。
2009/2/11 さよなら運転。引退。
最終更新:2009/2/10
【編成別】相模大塚で撮影のもの全て追加
【形式別】全て追加
【Others】パンタグラフを置き換え・下段4枚追加
【種別・行先】全て追加
【風景・並び】全て追加


【写真】

〜編成別〜
5053F
除籍
各停 横浜行き
西横浜
急行 相模大塚
相模大塚
快速 いずみ中央
相模大塚
5054F
除籍
各停 湘南台行
平沼橋
各停 横浜行き
平沼橋
通快 湘南台行
相模大塚
試 かしわ台行
相模大塚



〜形式別〜
クハ5550

海老名(または湘南台)側の先頭車両。

←は5554(ほかの車両:5553)。
サハ5600

中間付随車。

←は5658(ほかの車両:56555656)。
サハ5600(側扉窓Hゴム支持)

中間付随車のうち側扉の窓の支持方法が違うもの。
個人的にはこっちのほうが味があって好きです。

←は5651。
モハ5100

中間電動車。2007年からパンタグラフがシングルアームに交換されました。

←は5154。
モハ5100(中間化改造車)

5153号は中間化改造車。
車端部の窓が小さいことと側面下部の処理が不自然なところに面影が残っています。

←は5153。
モハ5000

横浜側の先頭車両で且つ電動車。パンタグラフはこちらもシングルアームになってます。

←は5054。
モハ5000(側扉窓Hゴム支持)

5053号は側扉の窓が黒Hゴム支持となっています。
5051Fもこんな感じになっていたんだとか。

←は5053。



〜Others〜
ドア(金具) ドア(Hゴム) 車内 扇風機 パンタグラフ 相鉄創立90周年
記念ステッカー
台車 ロゴ 中間化改造車 側灯



〜種別・行先表示〜
普通 通快 各停 いずみ中央 試運転 快速 各停 いずみ野
急行



〜車両の音〜
5000系走行音(西横浜 → 平沼橋)

まぁ、簡単に言ってしまえばVVVF試験車として登場した車両によくある音です。
しかし、直角カルダンの車両故ちょっと音の聞こえ方が違います。
途中から吊り掛け車チックな音がしてきますが、あくまでもこの車両はカルダンです。

91秒(497KB)



〜風景写真・並びなど〜
相模大塚相模大塚 相模大塚相模大塚 相模大塚西横浜

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