山陽本線瀬野駅付近に建設された住宅団地「スカイレールタウンみどり坂」への交通手段として開通した短距離交通システムで、ロープウェイとモノレールを組み合わせた珍しい形式の路線で急勾配を上るここにしかない交通手段となりました。勾配が普通のモノレールではありえないほどの急角度(約15度)なので、初めて乗車した際は戸惑ってしまいそうです。
路線そのものの技術面が評価され、開業翌年には200系車両がローレル賞を受賞するなど、小さい路線ではありながら注目を集めていましたが、こういった独自の乗り物は設備更新のタイミングが存続の鍵となりがち。その結果残念ながら2024/4で運行を終了、以降は電気バスが代替の交通手段となるようです。
最終更新:2023/11/25 200形、その他
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