2000形
1000形に代わる車両として「Friendly:人にやさしくお客さまに親しまれる車両,Safety:安全性を重視するとともに故障に強い車両,Eco:省エネに配慮した車両」を基本コンセプトに製造された車両で、1000形を全て置き換えた後も輸送力増強のために2編成が導入されました。ステンレス車体と幅広車体を持ち、定員も増加しています。車内にはクロスシートも導入され、これは1000形には無かったものとなりました。また、児童運転が基本となる事から、自動運転の際には運転台部分も座席として利用できるようになったのも1000形との違い。定員も増加し、土休日は観光客にも喜ばれる仕様となりました。

…そういった仕様云々よりもまずその前衛的過ぎるデザインが気になる所ですが、このデザインは多摩美術大学の客員教授が手掛けた物との事。沿線の「海」の波や水面の光を受けたきらめきと、船の帆や旗はためき軽やかで華やかな躍動感を7色の三角形の幾何学模様で表現しているのだそうです。46編成以降は特別塗装になっているためこれらの車両とは印象を異にしています。

上写真は2121F、本社車両基地にて。
簡単な年表
2011年 登場
2019年 輸送力増強の為に2本増備(2171・2181編成)
最終更新:2021/10/11
【編成別】51F,61F,101F,121F〜151F,171F(1枚)、31F,81F(2枚)、181F(3枚)を追加。
【走行音】鳥浜→並木北を追加。
【映像】1点追加。



2161F(第46編成)はそれまでの車両と異なる出で立ちとなりましたが、この編成は話題性とイメージアップの為にカラーリングを変更したそうで、「夜明けの夜空に一際明るく輝く星」をイメージした塗装となっています。これから先の未来に於いてシーサイドラインが輝いた存在となれるように、という願いが込められているそうです(車両基地イベントにて解説あり)。

撮影場所:本社車両基地
2021現在の最新編成である2181編成(第48編成)は、「進、繋げる、シーサイドウェーブ」というコンセプトの、従来とは全く異なる塗装になりました。元々の塗装のデザインがかなり前衛的なので、46編成ともども、これらの編成はいくらか落ち着いて見られる塗装なように思えます。

撮影場所:並木中央
シーサイドラインのイメージキャラクターは2000系のデザインをベースにしています。実車が前衛的なデザインになっているのに対し、上手くゆるキャラとして落とし込めている印象です。

…………ん?

撮影場所:並木中央
よく冷えていました。

撮影場所:並木中央

〜編成別〜
2011F
並木中央 幸浦
2021F
並木中央
2031F
本社車両基地 八景新駅開業
本社車両基地
八景新駅開業
本社車両基地
新杉田並木中央
2041F
並木中央並木中央幸浦
2051F
本社車両基地本社車両基地並木中央
2061F
並木中央本社車両基地
2081F
本社車両基地並木中央並木中央
2091F
金沢八景
2101F
並木中央並木中央幸浦本社車両基地
2111F
並木中央本社車両基地
2121F
本社車両基地幸浦並木中央
2131F
並木中央
2141F
新杉田幸浦本社車両基地
2151F
並木中央並木中央
2161F
本社車両基地 本社車両基地 本社車両基地
2171F
並木中央
2181F
並木中央 並木中央 並木中央


〜ラッピング・ロゴ等〜
各車ロゴ
(2116Fを除く)
2116F
車体ロゴ
ヘッドマーク類


〜Others〜
ドア車内車内案内表示座席 座席 先頭部運転台
車椅子スペース吊り革座席袖仕切り標識灯台車


〜車両の音〜
・2000形走行音

新杉田→南部市場(678KB)
鳥浜→並木北

車内放送は名鉄・相鉄などで聞くことが出来る加藤純子によるもので、ドアチャイムもよく聞くものを用いてはいますが音色違いとなっています。モーターは東洋IGBTですが、よく聞くものとは音程が異なるようです。



〜映像〜
・2000形 並木中央発着(youtube)

先代の1000形と対照的な、前衛的なデザインが何よりも目立つ2000形。モーターは東洋IGBTですが、よく聞く音とは少々聞こえ方が異なっています。



〜風景・並び〜
本社車両基地


〜その他〜
並木中央並木中央 本社車両基地本社車両基地

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