いすゞキュービック / 佐世保市交通局

1984年、昭和58年排出ガス規制に対応した際にそれまで製造されていたC型をモデルチェンジして登場したのがキュービックで、いすゞ製の路線バスとして初めてとなるスケルトンボディのバスとなりました。他社のスケルトンボディと比べて、傾斜のあるデザインの上に大きな1枚窓となった前面スタイル等、非常に斬新なデザインで登場し、路線バスの一時代を築き上げました。2000年以降はエルガに製造が移行し、その時点で製造を終了しています。

基本のいすゞ純正の車体の他に、富士重工や西日本車体工業の車体を持つ車両も数多く製造されています。佐世保市営バスでは東京都交通局から移籍した車両が目立っており、全国的に見ても貴重な車両が揃っていました。

上写真は市926、佐世保駅にて。
最終更新:2020/6/16 ページ構成の変更。



【写真】

・P-LV214/314/218/318系

1984年に登場した初代のキュービックは、モノコック時代の製法を残しつつも大幅に角ばった車体形状、大型化した窓等、非常に斬新なスタイルを実現しました。エンジン出力とサスペンションによって型式の数字が分かれている為やや複雑ですが、エンジン出力220psでエアサスなら214、リーフサスなら314。エンジン出力275psでエアサスなら218、リーフサスなら318となります。
佐世保市営バスでは都営バスから移籍した車両が多数存在していました。都営バス当時にグレードの高い車両だったケースも多く、とても貴重な車両に溢れていたことになります。

【駅前】市925
元 東京都交通局
佐世保200 か 9
P-LV214K(いすゞ)
F2系統
佐世保駅
F2系統
佐世保駅
【矢峰】市926
元 東京都交通局
佐世保200 か 10
P-LV214K(いすゞ)
前畑行き
佐世保駅
佐世保実業行
佐世保駅
前畑行き
佐世保駅
佐世保実業行
佐世保駅
【黒髪】市936
元 東京都交通局
佐世保200 か 54
P-LV314K(富士重工)
木宮町行き
佐世保駅
【矢峰】市938
元 東京都交通局
佐世保200 か 56
P-LV314K(いすゞ)
B2系統
佐世保駅
B2系統
佐世保駅
【矢峰】市939
元 東京都交通局
佐世保200 か 57
P-LV314K(いすゞ)
早岐/下の原行
佐世保駅
早岐/下の原行
佐世保駅
【駅前】市940
元 東京都交通局
佐世保200 か 578
P-LV314K(いすゞ)
循環
佐世保駅
循環
佐世保駅
【黒髪】市946
元 東京都交通局
佐世保200 か 102
P-LV314K(富士重工)
循環
佐世保駅


・KC-LV280/380系

1995年、平成6年排出ガス規制に適合させた際、マイナーチェンジが施され、低床化に加えて全高を下げたのが主な変化となりました。また、ワンステップ、ノンステップ車両の導入も見越したことから車体側面の構造自体がそもそも見直されることになりました。アイドリングストップの展開強化も実施されています。型式は、エアサスなら280、リーフサスなら380となります。

【矢峰】市963
元 川崎鶴見臨港バス
佐世保200 か 337
KC-LV380LS(いすゞ)
特定健康診査
佐世保駅
B1系統
特定健康診査
佐世保駅
【黒髪】市965
元 川崎鶴見臨港バス
佐世保200 か 340
KC-LV380LS(いすゞ)
商業高校行き
清香園
佐世保駅
【矢峰】市987
元 立川バス
佐世保200 か 439
KC-LV380L(富士重工)
沖新町行き
佐世保駅
沖新町行き
佐世保駅


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