いすゞエルガ(初代) / 新京成バス

平成11年排出ガス規制に合わせてキュービックをフルモデルチェンジして登場したエルガ。車名はラテン語で「〜に向かって」という意味を持っており、新たな時代に向かって走り始めた路線バス、という意味合いが込められているそうです。2005年以降、J-BUSの設立によって日野自動車とバス製造事業が統合された為、日野自動車製のバスもエルガと瓜二つのスタイルになり、J-BUSが製造したバスは日本を代表するバスのスタイルへと成長するに至りました。

新京成においては初代エルガは少数派なのですが、キュービック同様、船橋バス合併の際に新京成に編入された車両が在籍していました。それらの車両は船橋バス塗装のまま残っていたのですが、後に新京成カラーに改められてしまいました。

上写真はF-129、船橋駅にて。
最終更新:2020/4/4 ページの作成。



【写真】

・KL-LV280/380系

2000年6月に登場した初代エルガ。ノンステップ、1ステップ、2ステップの3種類が設定されましたが、2ステップは自家用登録の車が殆どとなりました。エアサスなら280、リーフサスなら380となります。2004年8月以降は日野自動車へのOEM供給が開始され、これが初代のブルーリボンUとなりました。この次のPJ-LV234系(日野ならPJ-KV)より、J-BUSの統合車種という扱いになります。

新京成バスにおいては、船橋バスから編入された車両が在籍していました。独自の塗装もしばらくそのまま残っていたのですが、後に新京成カラーに改められています。

【船橋】F-129
元 船橋バス
習志野200 か 243
KL-LV280N1(いすゞ)
船橋駅 船橋駅
【船橋】F-130
元 船橋バス
習志野200 か 337
KL-LV280L1改(いすゞ)
船51
船橋駅
船51
船橋駅


・PJ-LV234系

2004年12月に、平成16年排出ガス規制に適合するべく登場した型式で、この型式よりエルガとブルーリボンUはJ-BUSの統合車種という扱いになりました。エルガとブルーリボンUで見た目も仕様もほぼ変わらず、ブルーリボンUなら車内や前面後面にHINOロゴがある(但し事業者次第)、という程度。
KL-LV280/380系との見た目の違いは、側面の反射期の有無、後部のエンジングリルの開口部が公式側から非公式側に移った事が挙げられます。

新京成バスにおいては、船橋バスから編入された車両が在籍していました。独自の塗装もしばらくそのまま残っていたのですが、後に新京成カラーに改められています。

【船橋】F-132
元 船橋バス
習志野200 か 720
PJ-LV234N1(J-BUS)
船51
船橋駅
船51
船橋駅
【船橋】F-133
元 船橋バス
習志野200 か 766
PJ-LV234N1(J-BUS)
船橋駅


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