日産ディーゼル UA / 新京成バスグループ

日産ディーゼルではバスの車種名は特に設けられず、この様な型式の記号をそのまま名称として長年使用していました。10〜12mの大型バスが「UA」と呼ばれており、歴史をたどると1973年に昭和48年排出ガス規制に伴って既存の4R/RR系をモデルチェンジして登場したのが最初になります。

また、日産ディーゼルは自社で車体を製造していなかったことから、長年にわたって富士重工や西日本車体工業を中心とした資本関係のない事業者で車体が作られていました。このため、どのモデルからどのモデルに変わった時にモデルチェンジとするのか、というのが曖昧で、モデルの何代目何代目とは言い辛いのが他のバスの製造会社と比べて分かりづらい所でもありました。2005年以降、社内のブランド仕様を統一するために「スペースランナーRA」の名称が設けられた為、それ以降とそれ以前でページを分割することとします。

新京成ではこれらのグループは一大勢力でした。後面側の行先方向幕が非常に大きいのが特徴で、各地方に譲渡された車両を見てその部分の名残で新京成出身だと瞬時に見抜く事も可能となっています。

上写真はN-766、船橋駅にて。
最終更新:2020/3/11
ページ構成の変更。



【写真】

・P-U/UA32系

1984年、昭和58年排出ガス規制に伴い登場した型式で、1985年には騒音規制への適合の為、各部のマイナーチェンジが施されています。
車体は富士重工5Eまたは西工58MCとなります(新京成の採用は前者のみ)。5Eはリベットレスのボディーになったのが大きな進化でした。

【船橋】N-564

習志野22 を 18-04
P-U32L(富士)
船35
船橋駅


・U-UA440/510/520A系

富士重工の車体が7Eに変わった2代目のモデルで、1990年に平成元年排出ガス規制に伴いモデルチェンジされ登場した型式。運転席周りはそれまでのそれまでの車両と共通なものの、1992年には衝撃吸収式ステアリングに変更されています。基本は440系ですが、RE8型エンジンを搭載した高出力型が510系、さらに高出力なRF8型エンジンを搭載したものが520系となります。

【船橋】N-655

習志野22 か 24-17
U-UA440LSN(富士)
船35
船橋駅
【船橋】N-701

習志野22 か 29-04
U-UA440LSN(富士)
船橋駅北口行
船橋駅


・KC-UA460/521A系

1995年、平成6年排出ガス規制にU-UA440系を対応させた型式。U-UA440系のそれと同様、高出力エンジンを搭載した車両は型式が分けられ、521A系となります。1998年以降、ノンステップ車も設定されるようになりましたが、そちらは厳密にはKC-UA460A系となります。

【船橋】N-741

習志野22 を 31-60
KC-UA460LSN(富士)
回送
船橋駅
【船橋】N-749

習志野22 を 31-71
KC-UA460LSN(富士)
船51
船橋駅
グリーンハイツ行
船橋駅
【船橋】N-756

習志野22 を 31-89
KC-UA460LSN(富士)
船橋駅
【船橋】N-758

習志野22 を 31-91
KC-UA460LSN(富士)
船橋駅
【船橋】N-766

習志野22 を 32-32
KC-UA460LSN(富士)
船12
船橋駅
船12
船橋駅
【船橋】N-775

習志野22 を 32-51
KC-UA460LSN(富士)
コープ野村行
船橋駅
金杉台団地行
船橋駅
【船橋】N-777

習志野22 を 32-76
KC-UA460LSN(富士)
船16
船橋駅
船16
船橋駅
【船橋】N-778

習志野22 を 32-77
KC-UA460LSN(富士)
金杉台団地行
船橋駅
【船橋】N-780

習志野22 を 32-83
KC-UA460LSN(富士)
船橋駅
【船橋】N-783

習志野22 を 32-87
KC-UA460LSN(富士)
金杉台団地行
船橋駅
金杉台団地行
船橋駅


・KL-UA452/272系

2000年、KC-UA460A系に平成11年排出ガス規制に対応したマイナーチェンジを施した型式で、2003年の富士重工のバス製造撤退以降は全て西日本車体工業が車体を製造しています。2005年にスペースランナーRAの車種名が導入される前の最後の型式となりました。

【船橋】N-806

習志野200 か 93
KL-UA272KAM改(富士)
船32
船橋駅
船32
船橋駅


新京成バスのTopへ 関東のバスのTopへ バスのTopへ Topへ