いすゞキュービック / 西鉄バスグループ

1984年、昭和58年排出ガス規制に対応した際にそれまで製造されていたC型をモデルチェンジして登場したのがキュービックで、いすゞ製の路線バスとして初めてとなるスケルトンボディのバスとなりました。他社のスケルトンボディと比べて、傾斜のあるデザインの上に大きな1枚窓となった前面スタイル等、非常に斬新なデザインで登場し、路線バスの一時代を築き上げました。2000年以降はエルガに製造が移行し、その時点で製造を終了しています。

基本のいすゞ純正の車体の他に、富士重工や西日本車体工業の車体を持つ車両も数多く製造されました。言うまでもなく西鉄は西工のお膝元。在籍していた車両はほぼ西工の車両で占められていました。

上写真は0S15、長崎駅にて。
最終更新:2023/10/27 
【KC】1207を追加。



・U-LV224/324/218/318系

1990年に平成元年排出ガス規制に適合して登場したモデルで、いすゞ純正の車体を持つ車両に関しては、車体のリベットレス化や窓枠の指示方法などを大幅に見直し、他社と比べて見劣りしない構造に進化したのが大きな特徴。分かりやすいポイントとして、後面のスタイルが凹凸の無いフラットな物に変化した事が挙げられます。西鉄の場合は西工車体の車両ばかりですが、その場合車体は58MCとなるようです。

先代同様、型式記号後の数字の種類が複雑で、エンジン出力が230psでエアサスなら224、リーフサスなら324。エンジン出力が275psでエアサスなら218、リーフサスなら318となります。

【桧原】1026

福岡22 か 55-91
U-LV324M(西工)
[58]桧原営業所
博多駅
[58]桧原営業所
博多駅
【早良】2652


福岡22 か 49-92
U-LV324M(西工)
[3]早良営業所
博多BT
[3]早良営業所
博多BT


・KC-LV280/380系

1995年、平成6年排出ガス規制に適合させた際、マイナーチェンジが施され、低床化に加えて全高を下げたのが主な変化となりました。また、ワンステップ、ノンステップ車両の導入も見越したことから車体側面の構造自体がそもそも見直されることになりました。アイドリングストップの展開強化も実施されています。型式は、エアサスなら280、リーフサスなら380となります。
西工の車体の場合、58MC→96MCに切り替わる時期だったようです。

【スピナ】511
(元 相鉄バス)
北九州200 か 523
KC-LV380L(富士)
厚板北行き
スペースワールド駅付近
【片江】1150

福岡22 か 57-97
KC-LV380N(西工)
[16]片江営業所
博多駅
【桧原】1207

福岡22 か 58-83
KC-LV380N(西工)
[50]桧原営業所
博多駅
【桧原】1406

福岡200 か 105
KC-LV380N(西工)
[58]桧原営業所
博多駅

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