もともとは1951年から導入された東京都電の車両で、長崎電気軌道には1969年に譲渡されました。長崎での運行に当たり、台車の改造、ワンマン化、塗装変更が施されましたが、1985年に701号が都電時代の塗装に復元されています。非冷房車であるため定期運用には用いられず、動態保存車としての扱いを受けていました。
しかしながら、動態保存の維持管理が困難になった事から2019年3月末を以て引退。その後は一時西武園ゆうえんちへの譲渡が打診された(昭和の東京をテーマにリニューアルした為、当時の都電として展示する予定だった)ものの、車体にアスベストが含まれている事がわかった為、譲渡はお流れになり解体処分されてしまいました(西武園ゆうえんちには代わりに1050形を譲渡して対応しています)。
上写真は701、浦上車庫にて。
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