三菱 エアロスター(2代) / 宮城交通

1996年9月にエアロスターのフルモデルチェンジが施され、左右非対称の前面等の特徴は継承しているものの、それまでと全く異なるシャープなデザインに生まれ変わりました。導入当初はそれまでの車両との区別の為に「ニューエアロスター」とも呼ばれていました。
1997年からは国産初の本格的なノンステップ車の導入も始まり、新たな路線バスの一時代を築いた車種だとも言えるでしょう。純正の車体は新呉羽の後身であるMBMで設計されたものの、製造は三菱自動車バス製造に一本化されました。

上写真は838号車、仙台駅にて。
最終更新:2023/8/25 ページの作成



・KC-MP747系

1997年に国産初の本格的なノンステップバスとして導入されたのがKC-MP747系となります。アイドリングストップ&スタートシステムがオプションで設定されているとのこと。広義にはKC-MP317/717系と同じ「KC-MP系」として区分されています。

仙台200 か 301
(元 京王バス)

KC-MP747K(三菱)
仙台駅 回送
仙台駅
宮城200 か 19-88
(元 京王バス)

KC-MP747K(三菱)
宮城学院行き
仙台駅


・KL-MP33/35/37J系

2000年、平成11年排気ガス規制に伴いエンジン関係の改良が行われた事で型式が変更されたもので、KC-MP系と見た目はほぼ変わりません。この型式では当初から2ステップ、1ステップ、ノンステップの3種類が選択できるようになりました。

仙台200 か 569
(元 神奈川中央交通)

KL-MP35JM(三菱)
動物公園駅行き
仙台駅
仙台200 か 604
(元 名鉄バス)

KL-MP37JM(三菱)
虹の丘団地行き
仙台駅
仙台200 か 707
(元 名鉄バス)

KL-MP37JM(三菱)
仙台駅
仙台200 か 778
(元 名鉄バス)

KL-MP37JM(三菱)
泉中央駅行き
仙台駅
仙台200 か 838
(元 名鉄バス)

KL-MP35JM(三菱)
飯田団地行き
仙台駅
宮城200 か 28-11
(元 名鉄バス)

KL-MP37JM(三菱)
回送
仙台駅


・PJ-MP35/37J系

2004年、平成16年排出ガス規制に伴い登場した型式で、コモンレール燃料噴射方式、クールドEGRの他、ブローバイガス吸気還元システム、連続再生式DPFが採用されています。外観は特にKL-時代と変化はありませんでしたが、2005年10月以降は灯具器具の保安基準改正に対応するためにリアランプの位置の変更などが行われています。

仙台200 か 22

PJ-MP35JM(三菱)
回送
仙台駅
仙台200 か 23

PJ-MP35JM(三菱)
自由ヶ丘車庫行き
仙台駅
自由ヶ丘車庫行き
仙台駅
仙台200 か 25

PJ-MP35JM(三菱)
森林スポーツ公園行き
仙台駅


・PKG-MP35U系

2007年9月、平成17年排出ガス規制および平成27年重量車燃費基準に適合した型式で、基準値に対してPM10%低減を達成しています。このモデルは日産ディーゼルにOEM供給され、スペースランナーAとしても発売されていました。その場合、型式はPKG-AP35U系となります。ホイールベースは4.8m(UK)、5.3m(UM)、6,0m(UP)の3種が存在。

宮城200 か 15-32

PKG-MP35JM(三菱)
尚絅学院大行き
仙台駅


・QKG/QDG-MP37/35系

2012年に、LKG-車と比較して窒素酸化物の10%低減とPMの30%低減を達成した型式にモデルチェンジを行いました。LKG-車と同様、平成21年排出ガス規制に適合しているほか、重量車燃費基準にも適合しています(自家用ツーステップの一部を除く)。 この型式の途中でモデルチェンジが施されて、18年ぶりに見た目が大幅に変わる事になりました。

仙台200 か 420

QKG-MP35FM(三菱)
回送
仙台駅


〜風景・並び〜
仙台駅

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