UNI−PEX (JR東日本) 首都圏を代表する発車メロディの1つがこのUNI-PEXの物で、「清流」「雲を友として」「せせらぎ」「春」の4曲は首都圏の標準メロディとして非常に広範に使用されていたほか、JR西日本でも清流を除く3曲(及び「高原」「草原」)の採用例が存在していた。 後に、「清流」「雲を友として」「四季」「こころ」は原曲がある事から著作権料がかかる事が判明し、一斉に別の曲に置換えられたのも記憶に新しい所である。最も「四季」「こころ」は発車メロディには不向きな暗い雰囲気であったことから、その理由が無くても遠からず消えていたとは思うのだが…。 |
このページの最終更新日:2021/6/8 入線メロディを2021/5現在の情報に更新。 ※駅メロディのページ全てに載せている諸注意。 【1】情報の信憑性については、それぞれのページの最終更新日で判断してください。 【2】この纏めを参照して収録しに行ってみて違うものが流れていた場合でも一切の責任は負いかねます。 【3】全ての駅の使用状況を網羅できている訳ではありません。特に、過去の接近メロディに関しては全てを把握するのはどれだけ調べてもまず不可能です。ご了承ください。 【4】この纏めにおいては以下の曲名は用いていません(正式な曲名と勘違いされるのを防ぐ為)。 ・「近郊地域○○番」「音色Aa」等の「発車ベル使用状況」で使われている整理番号。 ・「東上A」「はいいち」等の趣味人の間での俗称。 その為、「曲名不明 ○○」となっているものが多数存在します。多少見づらいとは思いますがご了承下さい。 |
曲名 | 作曲者 | 番号 | タイプ | 使用駅 | 備考 |
こころ | 不明 (原曲あり) | 01 | 9秒 |
【常磐線】 【埼京線】 【武蔵野線】 |
オカリナ奏者の宗次郎氏の楽曲のアレンジであり、冒頭部分を切り取ったもの。「四季」程ではない物の今一つ暗い雰囲気のアレンジになっており、放送更新ついでに早々と姿を消した。ほぼ常磐線用の曲と言った立ち位置だが、何故か都心ど真ん中の池袋で採用されていた。そんな場所でこんな暗い曲を流して苦情は出なかったのだろうか。 尚、原曲も明るい曲とは言い難いもので、同氏の曲をアレンジするにしても他の候補は無かったのかが気になる所である。柏と池袋で、それぞれ放送更新直後に何故か原曲にもある前奏を再現した物が数日だけ使われたが、すぐに姿を消している。 恐らく、大本の音源は【前奏+12秒】が1つあるのみで、それを適宜切り取って各種のバージョンを作成していた物と思われる。終わるタイミングは12秒のバージョンでも唐突だが、ぶつ切りには聞こえない。何方にせよ中途半端な終わり方なので、はなっから最後まで流す事は想定していなかったのだろう。 |
02 | 12秒 |
【常磐線】 【埼京線】 |
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03 | 前奏+9秒 |
【常磐線】 |
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04 | 前奏+12秒 |
【常磐線】 |
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せせらぎ | 板垣牧人 | 01 | 初期音質 |
【山手線】 【常磐線】 【中央線】 【中央本線】 【中央・総武緩行線】 【京浜東北線】 【成田線】 【南武線】 【横須賀線】 |
新宿・渋谷のメロディの結果を受けて、UNI-PEXの放送装置と共に「せせらぎ」「春」「清流」「雲を友として」が首都圏の標準メロディとして大量に導入された。「清流」「雲を友として」とは異なり、残りの2曲はオリジナルである。現在に至るまで主力として使用されている発車メロディを代表する名曲の1つだが、使用期間が長い事も絡んでいるのか、細かいバージョン違いが非常に多い。スピーカーによる差異の可能性もあるが、逐一音源が作り直されていた可能性もあるように思える。 【01】初期音源 メロディ化された当初からの音源。音質は総じて悪いが導入当初は真面だったのか、元々の音源の音質が悪かったのかは不明。 【02】標準 上記からの放送装置更新で主に導入されたタイプで、最も基本となるタイプ。基本的に【03〜12】は全てこのメロディの派生版と考えて差し支えない。 【03・06】標準(音質悪い) 当時の神田は、02の音源を導入しつつも放送装置自体は更新されていない貴重な代物であった。中央線ホームは音程もやや高かったが、此方も放送装置の都合による。 【04】標準(フェードアウト) 駅の高架化により放送装置が更新された上溝駅は、何故かUNI-PEXの放送に変更され、発車メロディも何故かフェードアウトする独自仕様となっていた。清流や雲を友としてにも同じくらいの秒数でフェードアウトする物の採用例があるので、元々こういった音源もUNI-PEX側で用意されていた可能性がある。 【07・08】標準(音程が高い) 埼京線は何故か他の路線と比べて音程が高い。音源自体は【02】と同一の物と思われる。 【09・10】標準(音程が低い) 微妙に音程が低いタイプが浜松町と田町に存在し、音の聞こえ方も若干異なっていた。一応、田町の方が音程が低かったものの微々たる差である。恐らくは放送装置の都合でこの様に聞こえていただけだと思われる。 【11・12】冴えない音&音程が低い 浜松町&田町と比べてさらに音程が低いタイプ。若干音色も違う(上手く言えないが冴えない音色)ように聞こえる。春にも若干音程が低く冴えない音色の物が一時期各地に増えていたので、それと同じく一時期独自に作られていた音源の1つだった可能性もある。 【05】新音質 02その他諸々の「標準タイプ」の放送更新で登場したタイプで、此方が現在のスタンダードと言えそうだ。 【13】トレモロ 非常に貴重なタイプで、「春」のトレモロ版と同じような編集が加えられた物。実録は途中で切られている物しか聞いた事が無いが、正直な所春のそれと同じような印象は感じず、何とも中途半端な代物であった。 【14】MIDI 鹿沼の放送更新→メロディ変更までのつなぎの為に作られたと思しき音源。UNI-PEX扱いかどうかも不明。対になる物として高原のMIDI音源も存在する。 以上から察するに、音源は【01】初期、【02・03・06〜10】標準、【04】フェードアウト、【11・12】冴えない音色、【05】新音質、【13】トレモロ、【14】MIDI…の7つが存在するのではないかと推定している。尚、JR西日本でも広島・山口地区で入線メロディとして流れていたことがあるが、其方で流れていたのは音を聞く限り【02】か【09】だろうと思われる。 |
02 | 標準 |
【山手線】 目白 大塚 巣鴨 西日暮里 日暮里 鶯谷 御徒町 品川 【常磐線】 【中央線】 四ツ谷 高円寺 【中央・総武緩行線】 【京浜東北線】 【横須賀線】品川 西大井 【東北本線】 |
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03 | 音質悪い |
【山手線】 |
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04 | フェードアウト |
【相模線】 |
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05 | 音程+1 (新音質) |
【埼京線】 【山手線】 代々木 池袋 神田 浜松町 田町 |
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06 | 音程+1 音質悪い |
【中央線】 |
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07 | 音程+2 余韻短い |
【埼京線】板橋 十条 赤羽 | |||
08 | 音程+3 | 【埼京線】北赤羽 浮間舟渡 | |||
09 | 音程-1 |
【山手線】 |
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10 | 音程-2 |
【山手線】 |
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11 | 音程-3 冴えない音色 |
【東海道線】 |
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12 | 音程-4 冴えない音色 |
【京浜東北線】 【日光線】 【中央本線】 |
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13 | トレモロ |
【山手線】 |
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14 | MIDI |
【日光線】 |
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雲を友として | 不明 (原曲あり) | 01 | 15秒 |
【中央・総武緩行線】 【中央線】 【中央本線】 【常磐線】 【京浜東北線】 【鶴見線】 【東海道線】 【武蔵野線】 【南武線】 |
恐らく、90〜00年代に都心に住んでいた人なら誰の耳にも残っているであろうウネウネした曲。メジャーであり印象にも残りやすく、どこで切っても曲として違和感が無い事から非常に広範囲で使用されていたが、同曲は「清流」「こころ」「四季」同様にオカリナ奏者の宗次郎氏の楽曲を原曲に持っており、使用していると著作権料が掛かる事が分かった事から一斉に使用が中止され、首都圏からは瞬く間に全滅、唯一残った上越線の高崎問屋町駅でも2014年に使用を終了し、残念ながらこの時点で消滅してしまった。細かいバージョン違いが非常に多かった曲でもあるが、果たして音源はいくつあったのか?結論から言うと、同じ音源がスピーカーの都合で違う物に聞こえる、というパターンは無かったと思われる。 【01】15秒 最も基本となるバージョンだが、元々長い曲且つどこで切っても違和感のない曲なので滅多に最後まで流れる事は無く、それ故に【03】との判別は難しかった。音質は例外なく非常に悪いが、それも「味」であったように感じる。 【02】15秒フェードアウト 01および03を使用していた駅の放送装置更新により代替として入ることが多かったタイプ。発車メロディとして「フェードアウト」というのはどうなのか…とも思うが、最後まで流れる事を想定していない曲だからそれで良いのかもしれない。 【03】12秒 先述の通り、01の音源を12秒でぶつ切りにしたもの。これが最もありふれたバージョンだったが、そんなに長くないとはいえ曲の特徴的に最後まで流れる事は稀であった。中央・総武線の秋葉原辺りが楽に録れる駅だった印象である。 【04】8秒 赤羽にだけ存在していた貴重なタイプで、ぶつ切りではなく急なフェードアウトで終わっている事から独自の音源と思われる。「清流」と「せせらぎ」にフェードアウト音源の採用例がある為、同じ立ち位置の音源として作成されていた可能性がある。最も、「清流」と「せせらぎ」はフェードアウトは緩やかなのだが。 【05】21秒 田町と浜松町の放送更新で導入されたタイプ。20秒もある事から滅多に最後まで流れなかったようだ。余韻はぶつ切りになっている。 【06】23秒 上記の音質向上版と言えるもので、若干音程が高くなり、余韻も最後まで流れる為、恐らくは05とは別の音源として用意された物と思われる。事情により消滅してしまったものの、他の曲で言う所の新音質に該当する物と言えるだろう。 【07】別アレンジ 原曲に近いアレンジ…というより、試験的に発車メロディを採用した時に用いた原曲そのままの音源の可能性もある。収録された音声は持っているが、当然雑音が多い音声である為、原曲だと断言は出来ないが、確かに原曲に非常に近い音色となっている。切れるタイミングは駅によってまちまちだった模様。そのあたりも試験だったのだろう。 尚、JR西日本でも下関と横川で入線メロディとして使われていた実績がある。横川の物については、これらのいずれにも該当しない独自の編集が為されていた(下関の物は15秒フェードアウトのタイプ)。 |
02 | 15秒 フェードアウト |
【中央・総武緩行線】 【京浜東北線】 【武蔵野線】 【常磐線】 【山手線】 |
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03 | 12秒 |
【中央・総武緩行線】 【京浜東北線】 【武蔵野線】 【埼京線】 【山手線】 【常磐線】 【中央線】 【東海道線】 【南武線】 |
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04 | 8秒 音程-1 |
【東北本線】 |
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05 | 21秒 |
【京浜東北線】 |
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06 | 23秒 音程+1 (新音質) |
【武蔵野線】 【山手線】 【上越線】 |
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07 | 別アレンジ |
【中央線】 【南武線】 |
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高原 | 不明 | 01 | オルガン |
【中央・総武緩行線】 【常磐線】 |
若干の不協和音が特徴のシンプルな曲。恐らく「春」「せせらぎ」等と同じ立ち位置で作られた音源の1つだろうとは思うのだが、それらと比べると少し癖があるためか、採用例はそこまで多くは無い(…といっても、近年のスイッチの曲などと比べれば十分採用例は多いのだが)。音源自体は大きく分けてオルガン(初期)、高音(標準)、低音、鐘の音が強いもの、MIDIの5種類が存在しており、現在は高音と鐘の音の物が残っている。 最も初期の音源がオルガン音色だった所を見るに、立ち位置としては後述する「草原」に近かったものと思われる(実際に、この2曲の組み合わせがJR西日本の呉線で入線メロディとして用いられていたこともあった)。草原と比べればまだ癖は少ないからか、此方は全滅には至っていない。 鐘の音の音色の物は大森のみで使われていた貴重な物だったが、東北地方主要駅のメロディ化(恐らくご当地の導入を前提とした導入)で何故か横手に導入され、横手がご当地化されて消滅して少しした頃に青森で採用された。青い森鉄道の発着がメイン(たまに奥羽本線の列車も発着する)の1・2番線で使われており、その他のホームは従来通りWater Crownが使われている。 MIDIの物に関しては、正直な所UNI-PEX扱いの音源なのかどうかも不明。放送装置更新から曲変更までの間のつなぎとして第三者が作っただけの可能性もある。尚、対になる曲としてせせらぎのMIDI音源も存在している。 |
02 | タイプA |
【埼京線】 【中央・総武緩行線】 【京浜東北線】 |
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03 | タイプA 余韻短い |
【埼京線】 【東北本線】赤羽 |
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04 | タイプA 音程+1 |
【埼京線】池袋 板橋 赤羽 【京浜東北線】大森 川崎 【武蔵野線】南浦和 【中央・総武緩行線】代々木 |
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05 | タイプA 音程-1 |
【日光線】 |
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06 | タイプB |
【埼京線】 【武蔵野線】 |
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07 | タイプB 音程-1 余韻短い |
【東北本線】 |
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08 | タイプC |
【京浜東北線】 |
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09 | タイプC 音程+1 |
【奥羽本線】青森 |
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10 | MIDI |
【日光線】 |
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四季 〜愛しき子供達へ〜 | 不明 (原曲あり) | 01 | 初期音質 15秒 |
【常磐線】 【中央線】 【中央本線】 【小海線】 |
曲名からしてなんだか不穏だが、実際その通りに暗い。それはそれはもう発車ベルとして有り得ない程に暗い。 そのインパクトから音鉄界隈では伝説となっている一曲である。原曲は、冒頭部分がこのような旋律なものの全体的には雄大な曲なのだが、どちらにせよ発車ベルとして使えるような部分は無く、何故この曲が選ばれたのかは謎である。宗次郎氏の曲をまとまって採用する事になっていたとはいえ、「清流」「雲を友として」以外の2曲には誰かが待ったをかける事は出来なかったのだろうか。この曲が自殺者の多い中央快速線や、観光地の玄関口である小淵沢で使われていたというのだから恐ろしい物である。尚、恐らく音源自体は【01,02】【03,04】の2つだったものと思われる。 逸話として、当時「清流」「四季」「こころ」「雲を友として」の宗次郎4曲セットを用いていた松戸駅に「発車ベルが暗すぎるから何とかして」という投書が流れ、それが元になって全ホームの曲が変更された、という話がある。事実関係はもちろん不明だが、事実だったとしてもなんら違和感のない話で、当時の常磐線はこの4曲が多かった事から全体的に暗い印象だった事は否めなかった。建前上は著作権料対策で消滅したことになっているが、「清流」「雲友」が消滅する大分前にこの曲は消滅している。…そりゃ、そうだろうなぁ。 |
02 | 初期音質 12秒 |
【常磐線】 【武蔵野線】 【中央線】 |
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03 | 16秒 |
【常磐線】 |
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04 | 音源フル 音程-1 |
【常磐線】 |
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清流 | 不明 (原曲あり) | 01 | 初期音質 15秒 |
【中央・総武緩行線】 【常磐線】 【南武線】 【中央線】 【中央本線】 【鶴見線】 |
発車メロディを代表する曲の1つで、「雲を友として」「春」「せせらぎ」と共に首都圏で大量に使用されていたが、「雲を友として」と同様、原曲の存在により著作権料がかかる事が分かった為その後急速に姿を消し、2014年の高崎問屋町の変更を最後に発車メロディとしては使用を終了している。その後も何故か遠く離れた山形県の鶴岡駅で接近メロディとして使われているが(そちらは初期音質を7秒程度でフェードアウトにしたもの)、同様の事情で急に消える可能性も0とは言えない。 原曲の前奏部分がメインのアレンジとなっており、最後まで流すとメインのメロディに少し入ったところで終わるが、そこまで流れる事はあまりなく、前奏部分のみが一般に認知された印象である。それ故かは不明だが、音源を編集して完全に前奏だけの繰り返しにしたものも一部駅で使用されていた。 ここで難しいのが、「清流」の音源は全部でいくつあったのか、という話である。細かいバージョン違いが多い事から、これとこれの音源が同じ、という事が言いづらいのである。自分なりの分析では以下のようになる。 【01〜03・06】初期音源 音質が悪い初期の音源。細分化すると全て初期音源を違う地点で切っている物になるため別々の音源である。 【04〜08】標準 上記の放送更新などで増えた標準的な音源。こちらも、全く同様の地点で終わるものが無く、全て違う音源である。 【09】前奏のみのフェードアウト ↑に組み込みたい所なのだが、緩やかにフェードアウトするため別物と考えられる。 【10】新音質 以上の物の放送更新で増える筈だったと思われるタイプ。20秒ほどあったので流れる事は稀だった。 【11】別アレンジ 原曲に近いアレンジ…というより、試験的に発車メロディを採用した時に用いた原曲そのままの音源の可能性もある。収録された音声は持っているが、当然雑音が多い音声である為、原曲だと断言は出来ないが、確かに原曲に非常に近い音色となっている。切れるタイミングは駅によってまちまちだった模様。そのあたりも試験だったのだろう。 この様に、大まかな「タイプ」としては5種類(鶴岡の接近メロディを含めれば6種類)と区別できるものの、実際に音源は11種類全てが別の物だったと思われる。違いが細かい上に区別できる地点まで流れる事がそもそも稀だったため、実態を知るのが難しい曲であった。 |
02 | 初期音質 15秒/早回し |
【京浜東北線】 【武蔵野線】 |
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03 | 初期音質 13秒 |
【中央・総武緩行線】 【京浜東北線】 【武蔵野線】 【常磐線】 【中央線】 【東北本線】 【南武線】 |
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04 | 15秒 |
【京浜東北線】 【常磐線】 【中央・総武緩行線】 【武蔵野線】 |
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05 | 12秒 音程+1 |
【京浜東北線】 【東北本線】 |
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06 | 前奏のみ |
【京浜東北線】 |
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07 | 前奏のみ 音程+1 |
【京浜東北線】 |
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08 | 前奏のみ 音程+1 1音少ない |
【京浜東北線】 |
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09 | 前奏のみ 音程-1 フェードアウト |
【京浜東北線】 【武蔵野線】 【中央本線】 |
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10 | 音源フル? 音程+1 (新音質) |
【武蔵野線】 【東北本線】 【上越線】 【埼京線】 |
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11 | 別アレンジ |
【中央線】 |
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草原 | 不明 | 01 | オルガン 打音弱い |
【常磐線】 |
不思議な曲である。何度聞いても、どうしても「草原」のイメージとは結び付かない。当初はオルガンのシンプルな物が導入され、後に別アレンジが導入された事から、立ち位置的に「高原」と似ているが、何分曲のクセが強いのでそちらと異なり、徐々に別の曲へ置き換えられ、現在は聞くことが出来なくなっている。尚、この2曲は何故かJR西日本の呉線の一部の駅で入線メロディとしても使用されていた(当該バージョンは高原が02、草原が04)。 音源は恐らく【01&02】【03】【04〜06】の3種類。笛と太鼓が共に流れる物については全て音源は同一と思われるが、放送装置の都合で色々な聞こえ方をする事から、そういった意味でも不思議な曲であった。 |
02 | オルガン |
【常磐線】 【東北本線】 【中央線】 【中央・総武緩行線】 |
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03 | 笛/太鼓無し |
【山手線】 【常磐線】 【中央・総武緩行線】 |
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04 | 笛/太鼓強 |
【山手線】 【中央・総武緩行線】 |
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05 | 笛/太鼓強 余韻短い |
【京浜東北線】 【中央線】 |
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06 | 笛/太鼓弱 |
【武蔵野線】 |
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春 | 板垣牧人 | 01 | 単音/初期音質 |
【京浜東北線】 【山手線】 【常磐線】 【横須賀線】 【中央線】 【中央本線】 |
恐らく、この曲は鉄道に興味が無くても知っている事が多い曲の1つであろう。「春」「せせらぎ」「雲友」「清流」の中でも前者2曲の組み合わせは非常に採用例が多く、細かな違いが非常に多い。初期の音源の時点で単音とトレモロの2種類が用意されていた事も複雑さに拍車をかけている。 【01】【02】単音:初期音源 最も基本となるタイプ。川崎と南与野では恐らく元々の放送装置が良かったのかそれなりの音質で聞くことが出来ており、音源がどんな音色だったのかを予想する手助けになっていた。 【03】単音:中期音源(冴えない音色) 何となく冴えない音色のタイプ。せせらぎにも似たような立ち位置の音源が存在しており、若干音程が低いこともそちらと同様である。現存数は少ない。 【04】単音:新音質 単音のまま近年に放送更新が施されたタイプ。トレモロの新音質と比べると採用例は少ない。 【05】【07】トレモロ:初期音源 初期音源の内トレモロがかかったタイプ。山手線では西日暮里で割と近年まで残っていた。このほか、東北地方の数駅で、恐らくは将来的なご当地化を見据えて導入したと思われる物もこのタイプ。とはいえ、トレモロの聞こえ方がやや弱く、本当に同一の音源であるかは怪しい。そして、何故かその東北地方タイプが一時的に板橋、十条、王子の各駅に入ったのも不思議な話である。 【06】トレモロ:初期音源(早回し) 清流ともども王子で使われていた早回しの音源。放送装置の都合とも言われているが、「清流」側が他駅でも使われていた例がある為、独自に早回しの編集を施していたと考えるのが無難。 【08〜13】トレモロ:標準 標準となるトレモロ音源。【05】からの更新で入ったパターンが殆どである。細かい音質の違いが非常に多く、特に西川口にあった音程の高いタイプは放送装置の都合による物かどうかが怪しい。 【14・15】トレモロ:新音質 近年の放送更新によるもの。此方が近年の「春」のスタンダードであると言える。 【16】伴奏ズレ 全く以て意味不明なのが此方で、トレモロの標準音源を基本としつつも打音がズレている、という不思議な物が大森で使われていた。放送装置の都合なのでは、という意見もあるがそんな器用な不具合を起こす放送装置があるとは思えず、また反対側も独自の音源(当時ここにしか無かった「高原」の鐘音色タイプ)だった事から、この様な不思議な音源が実際にあったと考えるのが無難であろう。 …と言う事で、恐らく音源として存在していたのは8つと思われる。尚、JR西日本の広島・山口地区で「せせらぎ」とセットで入線メロディとして用いられていたことがあるが、其方の音源は敢えて言うならば【08】に近い物のどれとも違う聞こえ方をするので独自の音源の可能性もある。 |
02 | 単音/初期音質 音質改善版 |
【京浜東北線】 【埼京線】 |
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03 | 単音 冴えない音色 音程-1 |
【埼京線】 【山手線】 【常磐線】 【京浜東北線】 【横須賀線】 【東北本線】 |
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04 | 単音/新音質 音程+1 |
【京浜東北線】西川口 【山手線】代々木 【東北本線】池袋 |
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05 | トレモロ/初期音質 |
【常磐線】 【中央線】 【成田線】 【南武線】 【東海道線】 【京浜東北線】 【山手線】 【東北本線】 |
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06 | トレモロ/初期音質 早回し |
【京浜東北線】 |
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07 | トレモロ/初期音質 音程+1 余韻切り トレモロ弱 |
【京浜東北線】 【埼京線】 【奥羽本線】 |
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08 | トレモロ/中期音質 |
【山手線】 田端 西日暮里 日暮里 鶯谷 御徒町 【常磐線】 【中央線】 四ツ谷 高円寺 【京浜東北線】 【横須賀線】品川 【東海道線】 |
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09 | トレモロ/中期音質 音程-1 |
【東海道線】 |
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10 | トレモロ/中期音質 音程-2 |
【京浜東北線】 |
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11 | トレモロ/中期音質 音程-2 余韻短い |
【京浜東北線】 |
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12 | トレモロ/中期音質 音程-2 |
【京浜東北線】 |
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13 | トレモロ/中期音質 音程+2 余韻切り |
【京浜東北線】 |
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14 | トレモロ/後期音質 音程+1 |
【京浜東北線】南浦和 大森 川崎 【常磐線】南千住 |
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15 | トレモロ/後期音質 音程+1 余韻短い |
【京浜東北線】赤羽 東十条 | |||
16 | 伴奏ズレ |
【京浜東北線】 |
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春風 | 井出正彦 | 01 | 標準 |
【東海道線】 【常磐線】松戸 |
UNI-PEX管理のメロディは基本的に作編曲者が不明な事が多いが、この2曲は作者が制作を公言したことにより判明した。youtubeで没になった別音源も含めて公開している為、気になる方は検索を。 当初はほぼ新橋専用の曲だった同曲だが、後述する「曲名不明 01」の代替として陽だまりの音色違いが北千住に導入され、その後全体的にメロディが暗かった松戸駅のメロディ変更の際、「陽だまり」を採用したのと同方面のホームに「春風」が導入されている。「春風」については、新橋に導入されていたものと同じタイプが導入された。 |
02 | 音程+1 |
【東海道線】新橋 【横須賀線】新橋 |
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陽だまり | 井出正彦 | 01 | 音色A 余韻短い |
【東海道線】 |
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02 | 音色A 音程+1 |
【東海道線】新橋 【横須賀線】新橋 |
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03 | 音色B | 【常磐線】北千住 | |||
曲名不明 01 | 不明 | 01 | 標準 |
【常磐線】 |
北千住では長きに渡って独自の曲が使われている。オルガンの演奏によるシンプルなもので、当時の駅長の作とも言われているが真相は不明。その場合制作はUNI-PEXではない事になるが、放送装置の管理がUNI-PEXだったことには違いないのでここに含めている。当初3曲が採用されていたが、下り本線で使用されていた「曲名不明 01」は、曲前半の旋律が東北新幹線の車内チャイムと全く同じであり、それ故かどうかは不明だが放送更新後から暫くして「陽だまり」に変更されてしまった。 また、曲名不明03は当初のアレンジではよく聞くと演奏をミスしている部分があった(隣接する鍵盤を同時に弾いてしまっていると思しき部分がある)。此方もそれ故かは不明なものの、放送更新時に若干アレンジが変更されている。 |
02 | 音程-1 |
【常磐線】 |
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曲名不明 02 | 不明 | 01 | 標準 |
【常磐線】 |
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02 | 音程-1 | 【常磐線】北千住 | |||
曲名不明 03 | 不明 | 01 | アレンジ1 |
【常磐線】 |
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02 | アレンジ2 | 【常磐線】北千住 |
【2】接近メロディ ※接近メロディについての諸注意 接近メロディの分布に関しては、ATOS放送が導入されている駅で偶々それが解除された場合に自放音源として残っているのが確認された、というパターンの駅は使用終了と同様の表記として掲載しています。 |
曲名 | 作曲者 | 番号 | タイプ | 使用駅 | 備考 |
清流 | 不明 (原曲あり) | - | フェードアウト | 【羽越本線】鶴岡 |
全く以て意味不明ではあるが、鶴岡駅では首都圏で発車メロディとしてお馴染みだった「清流」が接近メロディとして残っている。5秒程度でフェードアウトしてゆくタイプの物で、それに続く放送もUNI-PEX形の物となっている。 「雲を友として」や「せせらぎ」に同じくらいの時間でフェードアウトするものが存在していた事を考えると、元々各曲にそのようなフェードアウト音源が用意されており、そのうちの1つが偶々鶴岡駅で活用されている、という可能性もある。 |
曲名不明 01 | 不明 | 01 | 標準 |
【内房線】安房鴨川 【外房線】永田〜新茂原 八積〜安房鴨川 【中央・総武緩行線】 【山手線】 |
元々一般的な4打点や2打点が接近チャイムとして用いられていた首都圏に各線毎の個性を持たせるために導入されたメロディの一つで、同曲は山手線に導入された。後にATOSが導入された際にこのチャイムのアレンジが導入されて広まったのはご存じのとおりである。そちらも含め制作がUNI-PEXなのかは不明だが、ATOSはともかく、元となるこのチャイムを使用していた放送機器はUNI-PEXである事が殆どだった為管理はUNI-PEXが行っていたと考え、此方にて公開している。 この系統のチャイムは「山手線・京浜東北線・中央線(何故か東京だけ別の曲)」の4曲が用意され、それぞれの路線をイメージして作った曲との事なので、言い様によってはご当地メロディの区分のひとつでもある「イメージメロディ」に該当するとも言える。これらの曲は目論見通りにはいかず、全駅に波及しないまま終わった事が多かったのだが、山手線に関しては各駅に導入されたとみてよさそうである。 このメロディは後にCTCが導入された外房線で何故か汎用メロディとして復活したほか、ATOSが解除された際の自放音源のチャイムとして残っている場合が多々あるようで、中央・総武線の3駅はその際に確認できたものである(※ATOS導入前の同駅は別のチャイムを用いていた為、ATOS化後のどこかの放送更新の際の導入と思われる)。 尚、山手線で導入されていたと思われるものの、実録を所持していない事からどのバージョンが使われていたのか分からない駅は【新大久保 高田馬場 巣鴨 駒込 鶯谷 御徒町 神田】の7駅で、どれかしらの音程が入っていたのはほぼ間違いないであろう。 ATOSとしてこの曲のアレンジ版が導入された後は、ATOS導入区間に加え、それ以外の路線でもスタンドアローンでATOSを導入したパターンも存在する(蘇我、木更津、仙台が該当)。また、内房線でCTCが導入された際に接近メロディとしてATOSと同じチャイムが導入された他、2020年には上越線の一部駅でも類似の放送+ATOSチャイムが導入されており、恐らく今後も上越線の各駅に波及すると思われる。このように、ATOSでなくてもこのチャイムを用いている場合があるようで、例えば秋葉原駅の3・4番線は自放音源でも接近チャイムはATOSチャイムである事が確認されている。 尚、ATOS導入区間でも中央本線の東山梨、川越線の西川越は何故か放送が未対応となっている。当初は東山梨と似た立ち位置の春日居町もATOS未対応だったが、其方は後にATOS放送化が施された為、その内東山梨と西川越も更新される可能性はある。 また、中央本線の無人駅では遠隔放送としてATOS放送が導入された駅もあり、その際に導入された梁川ではチャイムの冒頭が欠けていたり(他の頭欠けの駅はこれとは無関係)、笹子では放送の音質が非常に劣悪だったりといった特徴が見られていた(どちらも現在はごく普通のタイプに変更されている)。 |
02 | 音程-1 |
【山手線】 |
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03 | 音程-2 |
【山手線】 |
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04 | 音程+1 |
【山手線】 |
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05 | 音程+2 |
【山手線】 |
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曲名不明 01 (ATOSチャイム) | 不明 | 01 | 標準 |
【吾妻線】渋川 【五日市線】各駅 【内房線】蘇我 木更津 青堀〜那古船形 【青梅線】立川〜青梅 【川越線】大宮〜川越 的場〜武蔵高萩 【久留里線】木更津 【京浜東北線】各駅 【京葉線】各駅 【埼京線】武蔵小杉〜大宮 【相模線】橋本 茅ヶ崎 【上越線】高崎〜水上 【常磐線】上野〜羽鳥 仙台 【信越本線】高崎 【総武本線】東京〜千葉 【仙山線】仙台 【外房線】蘇我 【高崎線】各駅 【中央・総武緩行線】各駅 【中央線】各駅 【中央本線】高尾〜塩山 山梨市〜甲府 【東北本線】東京〜那須塩原 仙台 【成田線】我孫子 【南武線】川崎〜立川 【日光線】宇都宮 【根岸線】各駅 【八高線】拝島 【水戸線】小山 【山手線】各駅 【横須賀線】各駅 【横浜線】各駅 【両毛線】小山 |
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02 | 頭欠け |
【山手線】 【京浜東北線】 【南武線】 【中央本線】 |
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曲名不明 02 | 不明 | 01 | 標準 |
【京浜東北線】 【根岸線】 |
上記と同様の理由により京浜東北・根岸線に導入された曲で、個人的には同シリーズ4曲の中で最も気に入っている。01の備考に書いた通り、目論見通りに全駅に波及しないままATOSの導入に至った為、具体的にどの駅に導入され、どの駅に導入されなかったのかが今一つはっきりしていない。左記は実録を所持している駅のみ記載している為、他の駅に関する予想を以下に記載しておく。 【ほぼ使用確定】 東十条 鶯谷 御徒町 神田 関内〜洋光台 【微妙 要調査】 与野 北浦和 蕨〜川口 王子 上中里 川崎 東神奈川 桜木町 大船 【使用の可能性無し】 南浦和(Moon River) 横浜(東洋の5打点) 港南台(鳥の声) 余談ながら、Ver05を唯一使用していた新橋3番線(4番線)は非常に早口な放送で有名だった。当時の放送の主は3番線がよしいけいこ、4番線が村山明である。 |
02 | 音程-1 |
【京浜東北線】 |
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03 | 音程-2 |
【京浜東北線】 |
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04 | 音程-3 |
【京浜東北線】 |
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05 | 音程+1 |
【京浜東北線】 |
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曲名不明 03 | 不明 | 01 | 標準 |
【中央線】 【中央・総武緩行線】 【山手線】 |
首都圏主要路線のイメージで導入されたメロディその3。中央線向けとして作られたものだが、一部の駅を除き中央・総武緩行線は導入されていなかったようだ。割と後期まで自放音源が日常的に聞けた(深夜に必ず自放音源に切り替わっていた)水道橋での使用が有名だろうか。 尚、同曲は何故か山手線の東京でも使用されていた。曲名不明04が京浜東北線でも使われていたのは番線整理により中央快速線のホームが京浜東北線の物になった事によるものだが、この曲を使用していた山手線のホームは番線整理前は京浜東北線が使用しており、この曲になる理由は無い為、真相は闇の中である。 また、再生速度1/2とかいう悪ふざけなタイプが存在していたのも大きな特徴である。本当にただ再生速度を半分にしただけのもので、間延びして薄ら暗い雰囲気になっており、今のご時世にこれを導入したら苦情が殺到しそうな代物であった。実録を持っているのは日野のみだが、他の駅にもあった可能性はある。 尚、左記は実録を所持している駅のみ記載している事から、実際の採用駅はもっと多かったものと思われる。表に乗せていない駅の予想は以下の通り。 【ほぼ確定】 快速:神田 中野 阿佐ヶ谷 吉祥寺 武蔵小金井 西国分寺〜立川 豊田 各停:東中野 【微妙 要調査】 快速:御茶ノ水 新宿 西八王子 高尾 各停:高円寺〜三鷹 【使用の可能性無し】 各停:飯田橋〜代々木(2打点チャイムを使用) |
02 | 音程-1 |
【中央線】 |
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03 | 音程+1 |
【中央線】 |
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04 | 再生速度1/2 |
【中央線】 |
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曲名不明 04 | 不明 | - | - |
【中央線】 【京浜東北線】 |
各路線のイメージで変更された接近チャイムのうち、何故か中央線の東京駅だけは他とチャイムが異なっていた。後に1・2番線を別の位置に新設し、それまでの1・2番線が3・4番線に変更された、という経緯があるため、京浜東北線の北行でも同曲が用いられていたことがあった(後に曲名不明02に変更)。 余談ながら、東武ワールドスクウェアの東京駅周辺を再現した模型の東京駅のホームの部分からこの曲+UNI-PEX形の女声の放送が流れているのを2015年ごろに確認。雑音少なく聞きたい方はご参考までに(もし更新されていても責任は取れないので悪しからず)。 |
2打点 01 | 不明 | 01 | 標準 |
【川越線】 【京浜東北線】 【小海線】 【相模線】 【常磐線】 【中央・総武緩行線】 【中央本線】 【東海道線】 【東北本線】 【成田線】 【南武線】 【武蔵野線】 【横須賀線】 【しなの鉄道】中軽井沢 信濃追分 田中〜信濃国分寺 西上田〜坂城 千曲〜屋代高校前 |
UNI-PEXの放送を用いていた首都圏の駅では、大体の駅で簡易的な2打点のチャイムが用いられていた。後に山手線・中央線・京浜東北線では独自のチャイムに切り替えられたパターンも存在すると思われる為、実際の使用駅は更に多かったものと思われる。音程は3種類あったが、中でも大久保駅は当時非常に独特な放送が用いられており、放送の言い回しも他駅には無い物となっていた。 現在、しなの鉄道の各駅に於いて【同様のチャイム+アナウンサー】の放送が用いられているが、JR時代からの物なのか、しなの鉄道に転換された後の導入なのかは不明。ATOSの導入および放送の更新により現在はしなの鉄道の各駅を除き消滅していると思われるが、ATOS導入駅の自放音源を把握する事は困難である為、思わぬところに生き残っている可能性もある事を追記しておく。 |
02 | 音程+1 |
【京浜東北線】 【常磐線】 【中央本線】 【東海道線】 |
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03 | 音程+2 |
【中央・総武緩行線】 |
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2打点 02 | 不明 | - | - |
【武蔵野線】 |
2打点 01と同様の使われ方ではあるが、何故か武蔵野線だけ既存のUNI-PEX2打点と違うものが使われていた。尚、実録を持っていない為記載していないものの、恐らく使用していたと思われる駅は【南越谷、東川口、東浦和】の3駅。西浦和はこの当時接近チャイムが無く、放送のみとなっていた。 |
2打点 03 | 不明 | - | - |
【常磐線】 |
この2駅はATOSが試験的に早期導入されており、導入初期に使用していたようだ。実際の所、このチャイムがUNI-PEX扱いかどうかは微妙なのだが、一応ここに含めている。このチャイムが近年になって編成放送冒頭のチャイムや入線メロディとして復活しているケースが多いのには驚かされた。このチャイムの音源は「特急などのドア閉めチャイム」として(株)スイッチから配信されている。 念のためだが、ドアチャイムとして使用されている例は無い。同社がいい加減なのは今に始まった事ではないのだが…。 |
4打点 01 | 不明 | - | - | 【信越本線】長岡 |
新潟と長岡はUNI-PEXの放送を用いており、新潟には接近放送が存在しないのに対し、長岡には独自の4打点から始まる放送が存在している。放送の声の主も発車ベルの音色もUNI-PEXのそれなので、チャイムの管理もUNI-PEXが行っていると考えてまず間違いないであろう。 |
曲名 | 作曲者 | 番号 | タイプ | 使用駅 | 備考 |
2点チャイム (特急などのドア閉めチャイム) | 不明 | - | - |
【京浜東北線】 【京葉線】葛西臨海公園 東京 【常磐線】 【総武本線】 【川越線】 【中央線】東京 中野 【中央・総武緩行線】中野 【東海道線】東京 【山手線】原宿 新宿 鶯谷 |
接近メロディの「2打点 03」と同じもの。其方にも書いている通り、「UNI-PEXで確定とは言えない」「スイッチが左記の曲名で配信している」「実際にドアチャイムとして用いられている例は無い」事にご注意。TOAやSTUDIO COMのメロディに混ざって入線メロディとして導入されているものの、非常にシンプルなのである意味浮いている。最も、この位の方が耳障りは良いのかもしれない。 |
曲名 | 作曲者 | 番号 | タイプ | 使用駅 | 備考 |
2点チャイム (特急などのドア閉めチャイム) | 不明 | - | - |
【吾妻線】渋川 【内房線】青堀〜那古船形 【上越線】高崎〜水上 【高崎線】新町〜高崎 【信越線】高崎 |
千葉支社、高崎支社のCTC化により登場した放送では、接近メロディとして所謂ATOSチャイムが流れているが、出発予告放送の冒頭にこの2打点が流れている。千葉支社、高崎支社ともども合成音声による放送(後者は向山佳比子の声をサンプリングしているものと思われる)だが、クオリティの低さには苦笑いせざるを得ない。 尚、くどいようだがドアチャイムとして使われている例は無い。 |
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