東洋メディアリンクス (JR東日本) 発車メロディの黎明期からお馴染みだった制作会社で、発車メロディとしては若林剛太&三留研介の2名による「Cielo Estrellado」「Gota del Vient」「Verde Rayo」「Water Crown」の4曲があまりにも有名。これらのメロディはJR東日本どころか、一部は私鉄にも進出している。バージョン違いもかなり細かく多い為、全てを完全に区分するのはほぼ不可能である。 また、彼らの作かどうかは不明ではあるが、この他にも沢山のメロディが作られており、中には未採用のまま終わっているものもあるようだ。このほか、2〜5打点の接近メロディも多く手がけている。これらについては発車ベル使用状況などで「音色Aa」等のように区分されているが、これはあくまでも整理上の区分としてつけた曲名であり、正式な曲名ではない、という事に留意されたい。 |
このページの最終更新日:2021/3/17 【Gota del Vient】【Water Crown】水戸線の駅メロディ使用終了を反映。 ※駅メロディのページ全てに載せている諸注意。 【1】情報の信憑性については、それぞれのページの最終更新日で判断してください。 【2】この纏めを参照して収録しに行ってみて違うものが流れていた場合でも一切の責任は負いかねます。 【3】全ての駅の使用状況を網羅できている訳ではありません。特に、過去の接近メロディに関しては全てを把握するのはどれだけ調べてもまず不可能です。ご了承ください。 【4】この纏めにおいては以下の曲名は用いていません(正式な曲名と勘違いされるのを防ぐ為)。 ・「近郊地域○○番」「音色Aa」等の「発車ベル使用状況」で使われている整理番号。 ・「東上A」「はいいち」等の趣味人の間での俗称。 その為、「曲名不明 ○○」となっているものが多数存在します。多少見づらいとは思いますがご了承下さい。 |
曲名 | 作曲者 | 番号 | タイプ | 使用駅 | 備考 |
Cielo Estrellado | 若林剛太 三留研介 | 01 | 標準 |
【東海道線】 大船 【横須賀線】 【中央・総武線】 【山手線】 【根岸線】 【中央線】 【高崎線】 【東北本線】 【八高線】 【横浜線】 【京葉線】 【しなの鉄道】上田 |
全国的に広まっている三留&若林ペアの4曲のうち、この曲が最も分布は少ない…とはいえ、それでも十分な数が使われており、JR東日本以外でも3セク転換となったしなの鉄道や、JR系列の第3セクターであるりんかい線でも使用中。初期の音源を使用している駅は既にほとんど消滅(何故か残っている大船の他は、しなの鉄道の上田だけ)しており、現在は音程が低いタイプのものが主流。此方も、細かい違いを探してみるならば「低い物」と「新音源」に区分できそうな気がするが、Gota del VientやWater Crown程の顕著な差は無いのでそこまでは分けていない。 また、放送更新で低い音程の物が増え始めるよりもずっと前から、上野駅の特急ホームで音程の低い物が使われていた。然しながら此方は、余韻が短い、若干音程が高い等といった違いがあるため、放送更新で上野に導入されたというよりは当時独自に導入されていただけに過ぎないのであろう。 高音が強い物に関しては、恐らくはスピーカー由来の聞こえ方の違いに過ぎず、音源自体は01と同様と思われる。JRでこの聞こえ方をするのは成東だけだったが、放送更新前のりんかい線で纏った数が用いられていた。 この曲の初採用は五反田だと言われている。 |
02 | 低い |
【東海道線】 戸塚 大船 【横須賀線】 横浜 保土ヶ谷 東戸塚 大船 北鎌倉 逗子 東逗子 横須賀 衣笠 久里浜 【中央・総武線】中野 【山手線】五反田 【中央線】西八王子 【高崎線】大宮 【東北本線】大宮 小山 |
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03 | 低い 余韻短い |
【常磐線】 【東北本線】上野 【東海道線】 |
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04 | 高音強い |
【東金線】 |
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Gota del Vient | 若林剛太 三留研介 | 01 | 標準 |
【常磐線】 【伊東線】 【内房線】 【総武本線】 【横須賀線】 【中央・総武線】 【東海道線】 大船 【東北本線】 【京浜東北線】 【根岸線】 【上越線】 【信越本線】 【外房線】 【高崎線】 【中央線】 【中央本線】 【成田線】 【八高線】 【水戸線】 【武蔵野線】 【横浜線】 |
恐らく、一般の人に知っている発車ベルを言ってみてくれ、と言ったら大体の人はWater Crownかこの曲を口ずさむだろう。それほど有名で、且つ関東全域に広まっているこの曲だが、細かい音程違いが余りにも多く、区別は難しい。また、放送更新によって近年は【12番 新音質】が殆どとなっているが、これは曲としては実質【03 音程-1】とほぼ変わらず、音質が良くなっていて別物に聞こえる、というだけの事である。その為、自分が作成したこの区分に疑問を感じる方もいるかもしれないが、何卒温かい目で見て頂ければ幸いである。 基本となるこのバージョン(※後述するが、初採用はこのバージョンじゃなかった可能性がある)だが、水戸線の小駅はともかく、何故か大船にずっと残っているのが面白い。大船はずっと放送更新がされないまま推移しているので今となっては貴重なバージョンの宝庫となっているのだが、その状況もいつまで続くだろうか。 大船云々以前に、そもそもGota del Vientは新橋のイメージが強い、という方も多いと思うが、当初新橋で採用されていたバージョンは余韻が短い独自の物であった。とはいってもその余韻まで15秒くらいかかるので、それを実際に聞いて確認できることは殆ど無かった。 |
02 | 余韻短い |
【山手線】 |
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03 | 音程-1 |
【中央・総武線】 【武蔵野線】 【常磐線】 【総武本線】 【水戸線】 【内房線】 【中央線】 【東海道線】 |
総武線のイメージが強いこのバージョン。01と同様の物に思えるが、比べてみると微妙にこちらの方が音程が低い。微々たる差なので判別に苦労する。以前は当然のように聞けたのだが、現在は【12 新音質】に殆ど変わっている。 そして、 Gota del Vientは曲終端を除き同じフレーズが繰り返されるが、そのフレーズの部分だけが只管繰り返される物が小田原に存在していた。youtubeの動画の存在により知られたバージョンである。当時のビデオからの抜出である為、音程がこれで合っているのか、はたまた他の音程のエンドレスもあったのかは不明。なにぶん資料が少ないのでこれ以上のことが分からないのだが、何本発車があっても全て同じ場所で冒頭に戻っている為、駅員や車掌による故意の打ち返しの可能性も無さそうで、今まで知られていなかったのが不思議である。 一方で、そのままだと長い事から短縮版も存在しており、十王(当時は川尻駅)で使われていた。然しながら、始まるタイミングがとても中途半端で、適当に切った印象があった。念のためだが、2コーラス目に入っても同じ切れ目から始まるので、盛大に頭欠けしていたわけではなくそういう音源だったようである。 |
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04 | 音程-1 エンドレス |
【東海道線】 |
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05 | 音程-1 途中から |
【常磐線】 |
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06 | 音程-2 |
【東海道線】 【中央・総武線】 【東北本線】 【横須賀線】大船 |
音程が低いというより若干遅回しになっていると言った方が適切だろうか。01や03に代わる新たなバージョンになる…と当初は思われていたのだが、大して増えないまま【12 新音質】が出現。以降は其方が主流になり、このバージョンさえも置換えてしまった。現在は大船で孤軍奮闘の状態が続いている。 |
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07 | 音程-3 |
【水戸線】 |
-3と言ってはいるが、-2と比べてかなり音程は低め。羽黒駅の放送装置の影響で、何故か放送全体がかなり遅回しになってしまっていた事に起因する(興味深いのは、反対側のホームは特にそのような不具合が出ていない事)。独自のバージョンが目立たぬ場所に誕生してしまった訳だが、放送装置の不具合故のバージョンなので人知れず消滅している可能性もある。 2021年のダイヤ改正で水戸線のワンマン化が行われ、少なくとも駅扱いの発車メロディは流れなくなってしまった事から、このタイプは現在聞くことが出来なくなっている。 |
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08 | 音程+1 |
【東海道線】 |
何故か当時は【01 標準】として扱われていたが、平塚のGota del Vientは若干音程が高かった。全く同じ音程の駅は他に思い当たらず、目立たないながらも貴重なバージョンだったと言えるのではないだろうか。 | ||
09 | 音程+2 |
【成田線】 |
酒々井だけに存在していたバージョン。反対側では同様に音程の高いWater Crownが採用されていたが、そちらは現在も篠ノ井で聞くことが出来る。 とあるテレビ番組での取材で、Gota del Vient&Water Crownの初採用が酒々井だと言及されており、もしかしたら最初に登場したバージョンがこの早回しのタイプなのかもしれない。 |
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10 | 音程+3 |
【常磐線】 |
東日本大震災前の話ではあるが、常磐線の双葉と小高が放送更新を受けた際、何故かかなり早回しの仕様になってしまっていた。発車メロディのみならず、接近メロディや自動放送に至るまで早回し。いったいなぜこんな事になっていたのかは不明。また、双葉と小高での音程の差は微々たるもの。同一としても良いかもしれない。 |
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11 | 音程+4 |
【常磐線】 |
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12 | 新音質 |
【伊東線】 来宮 伊豆多賀 網代 【常磐線】 藤代 高浜 赤塚 大津港 勿来 植田 泉 内郷 【水戸線】 【中央・総武線】 中野 下総中山 西船橋 船橋 東船橋 津田沼 幕張本郷 稲毛 【総武本線】 錦糸町 新小岩 都賀 四街道 物井 【横須賀線】 横浜 保土ヶ谷 東戸塚 北鎌倉 逗子 東逗子 横須賀 衣笠 久里浜 【東海道線】 戸塚 早川 【東北本線】 栗橋 東鷲宮 小山 自治医大 石橋 【武蔵野線】 東所沢 新秋津 新小平 北府中 【中央本線】 相模湖 藤野 甲斐大和 【内房線】浜野 五井 君津 【外房線】鎌取 【青梅線】 【上越線】高崎 【信越本線】高崎 【高崎線】高崎 【八高線】高崎 【中央線】荻窪 【成田線】酒々井 【山手線】新橋 【車載】E231系以降の車両汎用 |
音源は恐らく同一ながら、放送装置の都合上多種多様なバージョンが生まれていたGota del Vientであるが、それらの駅の放送装置は徐々に更新され、駅ごとの差は殆ど無くなっている。音質が良いだけで【03 音程-1】と殆ど変わらないのだが、立ち位置上別物として扱う事とする。 駅の他に、近年の新型車両では車載メロディとして採用されている事も特筆される。E231系500番台以降の通勤型車両には大体「Water Crown」の新音質と共に搭載されているようだ。常磐緩行線では発車メロディを車載扱いに統一しており、小田急、千代田線、常磐線の3路線によって流すメロディを統一している事から、東京メトロや小田急の車両からもGota del VientとWater Crownが流れるのを聞くことが出来る。車載メロディが簡単に聞けて、尚且つ松戸や柏ではフルコーラスを聞くことも容易いので、車載メロディとしての同曲を聞いてみたい方は常磐緩行線に行くのが一番楽な手段であろう。 |
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13 | 別アレンジ |
【内房線】安房鴨川 【水戸線】 【南武線】 |
キラキラした音色でループの部分が55秒ほど繰り返される物。はなっからフルコーラスで流す事は想定せずにキラキラした音色で耳に良いアレンジを、という事だったのかもしれない。小山の印象が強いが、初めて採用されたのは武蔵新城。また、近年では何故か放送更新された安房鴨川で採用されて話題になった。千葉支社はこの曲以外にも「何故この曲を?」というメロディが数多く導入されていて興味深い。無理してフルコーラスを録ろうとしないように。 |
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Verde Rayo | 若林剛太 三留研介 | 01 | 標準 |
【中央・総武線】 下総中山 西船橋 船橋 東船橋 津田沼 幕張本郷 稲毛 【横浜線】 鴨居 中山 十日市場 長津田 成瀬 町田 古淵 橋本 八王子みなみ野 【根岸線】 横浜 石川町 山手 磯子 港南台 本郷台 【京浜東北線】 鶴見 新子安 東神奈川 【総武本線】 【内房線】浜野 五井 千倉 君津 【東北本線】大宮 小山 【高崎線】大宮 【川越線】 【外房線】鎌取 【中央本線】東山梨 春日居町 【伊東線】熱海 来宮 【東海道線】藤沢 【奥羽本線】 【仙山線】山形 【左沢線】山形 |
東洋メディアの基本曲4曲の内恐らく最も人気があるのがこの曲で、シンプル過ぎる訳でも無く癖が強い訳でも無く。曲としての完成度も素晴らしい。余韻迄15〜6秒、余韻も全て流すとなると20秒近くあるので、大きな駅でないと最後まで流れる事が殆ど無いのは惜しい所ではあるが、未だに採用している駅は多く、消滅を考える必要は無いであろう。個人的には、幼少期に全てのホームで使用していた船橋の印象が強い。尚、この曲が人気なのは分かるのだが、ダイヤに余裕もなく乗降も大した事がない駅でフルコーラスを録ろうと粘るのは現場の方の迷惑になるので控えて頂きたい。 Verde Rayoに特筆できるのは、Gota del Vientなどと異なり「新音質」に区分できるようなものが無い事である。勿論、放送更新されて音質の良いVerde Rayoも多数あるのだが、通常の【01 標準】と聞こえ方が変わらないのである。使用している音色の問題なのだろうか? |
02 | 高音強め |
【横浜線】 【京浜東北線】 【根岸線】 【内房線】 【東海道線】 |
音源が異なるのかスピーカーの都合なのかは分からないが、高音が強く別の音色に聞こえるタイプが存在していた。01と02のどちらの方が古いタイプになるのかは不明。殆どが神奈川県内に分布していた。現在は、放送更新により全て01に変更されて消滅している。 | ||
03 | 音程+1 (早回し) |
【伊東線】 【横浜線】 【中央線】 |
高尾、熱海、横浜線の各駅では、若干早回しになったバージョンが使われていた。迫力がある一方でせわしない印象も感じたバージョンであり、熱海は早々に放送更新で使用を終了(04へ)。その後も横浜線が徐々に放送更新を行い、最終的には高尾が孤軍奮闘する状態が続いていた。2019年の同駅の放送更新により消滅している。 個人的な事を言うと、淵野辺駅で偶々収録してみたら1発で鳴ってしまったことがあり、同駅の印象が強い。 |
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04 | 音程-1 (遅回し) |
【中央・総武線】 【伊東線】 |
03とは逆に、若干遅回しになったバージョンも存在していた。総武線の大規模駅と熱海のみという少数派で、現在はいずれの駅も放送更新により01に変更となっている。 | ||
05 | 別アレンジ1 |
【内房線】巖根 【東海道線】 【八高線】 |
Gota del Vient、Water Crownにも存在するキラキラした音色のエンドレス。その2曲とは異なり此方は40秒程度で終了するので、当時は稀にフルコーラスが聞けたようである。 一度消滅したのち何故か巖根で復活したが、駅が駅なので余程の時間調整でも生じない限り最後まで流れる事は無いだろう。 |
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06 | 別アレンジ2 |
【京葉線】東京 八丁堀 越中島 【総武本線】佐倉 【成田線】佐倉 |
京葉線が東京まで全通した際、地下駅の3駅に導入されたバージョンで、他と異なり壮大な演奏が特徴。同じ曲名を関しているものの別物と考えるのが無難であろう。尚、25秒ほどある事から東京以外の2駅でのフルコーラスはまず望めないのだが、越中島で只管粘った趣味人がいたようで、現在越中島で密着収録をしていると、フルを録ろうとしているか否かに関わらず警備員から声がかかる事があるようだ。越中島と八丁堀で実際に最後まで流してしまうと確実にダイヤに影響するので、この2駅で粘るのは自重して頂きたい。 また、佐倉駅の放送更新の際に導入した「summer night」が(建前上は)不評だったとの事で、その代替として何故かこの曲が佐倉に導入された。導入当初から今に至るまで、佐倉は異端なメロディしか使っていないような…。こちらも、信号の開通が遅いようでフルで流れる事は殆ど無いようである。 |
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Water Crown | 若林剛太 三留研介 | 01 | 標準 |
【伊東線】 【横浜線】 【京浜東北線】 【根岸線】 【常磐線】 【水戸線】 羽黒 玉戸 【東海道線】 【高崎線】 【東北本線】 【中央・総武緩行線】 【羽越本線】 【奥羽本線】 【外房線】 【総武本線】 【山手線】 【篠ノ井線】 【大糸線】 【青梅線】 【中央本線】 【田沢湖線】 【内房線】 【南武線】 【しなの鉄道】上田 |
恐らく、発車メロディとして日本一有名な楽曲がこれであろう。JR東日本・りんかい線・しなの鉄道の各地で用いられており、使用駅も膨大である事からバージョン違いも余りにも多い。曲の末尾がベルのようになるのが大きな特徴で、このベルのような部分の途中で切るのが「途中切り」なのか「余韻切り」なのかは趣味人の間でも個人の解釈が分かれるところである(自分は後者だと考えている)。 採用数が余りにも多いからだろうか、他の基本3曲と比べて初期の導入となった01が残存している駅も幾らか見受けられる。3セク転換後に放送更新を行っていない上田はともかく、他の駅に関しては01がいつ消滅してもおかしくないので、記録はお早めにしておいた方が良さそうである。他の3曲と比べれば短いため「ベルのような部分」に入るまででよければすぐ録れるであろう。 |
02 | 音程-1 |
【奥羽本線】青森 【津軽線】青森 【東北本線】 【田沢湖線】 【山田線】 |
誤差の範囲内であるが、若干音程が低い物が盛岡と青森で使われていた。現在は青森に残っているものの、同駅の放送装置がかなり旧式の物を用いている為、いつ更新されてもおかしくなさそうである。 また、これとは別に同じ音程の物が何故か十王(当時は川尻駅)で用いられていた。余韻が短いので一応別物として分けている。 |
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03 | 音程-1 余韻短い |
【常磐線】 |
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04 | 音程-2 |
【常磐線】 【水戸線】 |
02・03より更に少し音程が低い物が常磐線界隈で使用されていた。水戸線は他の路線と比べて放送更新が遅い為、恐らくまだ残っていると思われるがいつ消滅してもおかしくないであろう。 また、長野地区ではWater Crownの短縮編集版が用いられており、この音程の物も存在していた(だいたいは07からの放送更新で05に変更となっている)。とはいえ、現在は通常版(音程や再生速度は独特ではあるが…)に変更されている。 |
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05 | 音程-2 短縮版 |
【大糸線】 【篠ノ井線】 【信越本線】 |
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06 | 音程-3 |
【東海道線】 【根岸線】大船 【常磐線】 【東北本線】 |
Gota del Vientで「音程が低いというより再生速度が遅い」バージョンが存在する事を述べたが、それに対応するWater Crownも存在している。とはいえ、再度の放送更新によりほとんどが消滅、現在は京浜東北線の大船に残っているのが唯一で、とても貴重なタイプだと言えそうだ。 また、この音程の短縮編集版が、嘗ては長野県内の主要駅で用いられていた。これらは放送更新によって短縮版ではない別のバージョンに変更になったり、メロディからベルに回帰してしまったりと、現状は色々である。また、長野県内と全く関係ない成東でも使われていた。此方についての理由は全く不明。 この他、八戸では途中で唐突に終了するタイプが用いられている。元々は15・16の別アレンジ版が用いられており、その別アレンジと同じ長さをこの音源から切り取ったものとなっている。 |
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07 | 音程-3 短縮版 |
【篠ノ井線】 【信越本線】 【大糸線】 【中央本線】 【総武本線】 |
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08 | 音程-3 途中まで |
【八戸線】 【青い森鉄道】 |
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09 | 音程+1 |
【成田線】 【東北本線】盛岡 【田沢湖線】盛岡 【山田線】盛岡 |
音程が高い…というより、再生速度が速いタイプもいくつか用意されている。中でも双葉と小高で使われていた物は冗談のような再生速度で面白い物だったが、東日本大震災からの復旧後はメロディそのものの使用が停止されてしまった為、現在は聞くことが出来ない。 現在は、短縮編集版から更新された篠ノ井と、若干音程が低いタイプを用いていた盛岡の放送更新によって誕生していたタイプが存在する。盛岡と同様の再生速度の物はかつて酒々井に存在しており、その当時はここが唯一の採用で貴重な物となっていた。後のテレビ番組の取材で、なんとGota del VientとWater Crownの初採用は酒々井だ、と言及されており、初めて登場したバージョンは基本タイプではなくこのタイプの可能性がある。 とはいえ、現在は酒々井は後述の「新音質」に更新されているので特徴は無くなっている。 | ||
10 | 音程+2 |
【篠ノ井線】篠ノ井 【信越本線】篠ノ井 |
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11 | 音程+3 |
【常磐線】 |
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12 | 音程+4 |
【常磐線】 |
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13 | 新音質 |
【横浜線】 鴨居 中山 十日市場 長津田 成瀬 町田 古淵 橋本 八王子みなみ野 【京浜東北線】 鶴見 新子安 東神奈川 横浜 【根岸線】 石川町 山手 磯子 港南台 本郷台 【伊東線】 伊豆多賀 網代 【常磐線】 藤代 高浜 佐和 泉 南中郷 大津港 勿来 植田 内郷 【水戸線】 【東北本線】 大宮 東鷲宮 小山 白河 自治医大 石橋 栗橋 【東海道線】 鴨宮 真鶴 根府川 【中央本線】 相模湖 藤野 甲斐大和 【中央線】西八王子 【横須賀線】田浦 【総武本線】錦糸町 【高崎線】大宮 【山手線】目黒 【成田線】酒々井 【川越線】西大宮 【中央・総武線】新小岩 【南武線】 【東北新幹線】くりこま高原 【羽越本線】 【奥羽本線】 【内房線】姉ヶ崎 君津 【車載】E231系以降の車両汎用 |
Water CrownもGota del Vientと同様に近年の放送更新で統一されたバージョンに変更されつつある。既存の音程に当てはまるものは思い当たらず、敢えて言うならば02・03の「音程-1」が近いだろうか。露骨に音質が違う事を除けばそれらと同一として扱っても良いのかもしれないが、区分上別物とする。くりこま高原さえもこのタイプに変更されているので、元々のバージョンがどれかに関わらず、放送更新が行われればこのタイプになるケースが多いと言えそうだ。 Gota del Vientと同様、E231系以降の車両の車載メロディとしても導入されており、Gota del Vientと比べれば曲も短いので途中駅であっても最後まで流れる事が多い。 また、元々別アレンジ&フェードアウト(15)が使われていた花巻の放送更新で、同じくらいのタイミングで新音質のWater Crownがフェードアウトする仕様に変更された。今の所花巻のみで使われている。 |
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14 | 新音質 フェードアウト |
【東北本線】花巻 【釜石線】花巻 |
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15 | アレンジ2 |
【東北本線】一ノ関 【大船渡線】一ノ関 【八戸線】 【釜石線】 |
東北本線の岩手・青森県内の主要駅では、独自の短いバージョンが用いられていた。殆どは放送装置の更新により別のバージョンや別の曲に切り替わっているものの、何故か一ノ関だけは放送更新されてもその独自のバージョンが残っており、非常に貴重な例と言える。ご当地でも入らない限りは次の放送更新までは安泰だと思われるが、とはいえ聞けるうちに聞いておいた方が良いに越した事は無いだろう。 | ||
16 | アレンジ2 頭欠け |
【東北本線】 【北上線】 |
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17 | アレンジ3 |
【根岸線】 【両毛線】小山 【中央線】 【内房線】 |
Gota del VientとVerde Rayoにも存在するエンドレスタイプで、こちらのフルコーラスは約53秒。勿論最後まで流す事など想定していないであろう事は明白で、2020年8月現在も奇跡的に残っている小山でさえ、基本的にフルは鳴らないものと思って良いだろう。近年まで何故か姉ヶ崎に残っていたが、其方ではフルどころか1ターンすら鳴らない事もざらであった。 | ||
18 | アレンジ4 |
【東北新幹線】 |
くりこま高原では、何故か開業当初よりやたら壮大なアレンジのWater Crownが用いられていた。何故ベルではなく、普通の曲でもなくこの様な事になっていたのかは不明。そして若林&三留ペアの4曲にこのようなアレンジの物は存在しておらず(敢えて言うならば京葉線タイプのVerde Rayoが近いのだろうか)、異端を極めていた。 現在は放送更新により凡な新音質に変更された為過去のものとなっており、他の駅で復活する望みも薄そうに思える。 |
曲名 | 作曲者 | 番号 | タイプ | 使用駅 | 備考 |
きらきら星変奏曲 | 不明 | - | - | 【常磐線】荒川沖 土浦 神立 |
常磐線では、発車メロディ化に際し土浦といわき(当時は「平」駅)でクラシックピアノの演奏を採用した。自動放送や接近チャイムを考えるに、制作はともかく管理は東洋メディアリンクスが行っていたとみて良さそうである。 後に土浦市内の3駅にご当地メロディを導入する事になった際、「ロンド」が入れ替わりで消えた一方「きらきら星」が土浦市内の荒川沖と神立に波及した。また、いわきに関してもご当地メロディとして「フラガール」を導入した事から、現在は「ます」は聞くことが出来なくなっている。 尚、磐越東線はワンマン列車が殆どで発車ベルを扱う事が出来ない列車が多い。春の歌を聞きたい場合は数少ない常磐線の当該ホームからの発車を狙うのが無難。 |
ロンドK/V485 | 不明 | - | - |
【常磐線】 |
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ます | 不明 | - | - |
【常磐線】 |
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楽興の時 | 不明 | - | - | 【常磐線】いわき | |
春の歌 | 不明 | - | - |
【常磐線】いわき 【磐越東線】いわき |
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四季〜秋〜 | 不明 | 01 | 標準 |
【京浜東北線】大井町 【中央線】高尾 |
大井町駅では、発車メロディの導入当初よりクラシック音楽を採用していた。当時の駅長の采配との説があるが詳細は不明である。採用当初は「交響曲第8番」「平均律クラーヴィア曲集第2巻5番」を使用しており、どちらも短い旋律を繰り返すループのメロディでよくできていたのだが、何故か長続きせずにほどなく「四季」の春と秋に変更された。大井町は近くに劇団四季の劇場があるが、それ故の選曲なのかどうかは不明。尚、ATOS導入前は接近メロディも独自の物であり、「四季」の頃とそれ以前で異なる物を用いていた。 このまま大井町独自の曲として使われるのかと思いきや、2001年に突然高尾で採用されて話題になった。確かに、場所的に悪くない選択だと思うのだが、実質「大井町の曲」だった同曲が他駅に波及した事は趣味界隈を大きく驚かせた。 |
02 | 頭欠け |
【京浜東北線】 |
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四季〜春〜 | 不明 | - | - |
【京浜東北線】大井町 【中央線】高尾 |
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交響曲第8番 | 不明 | - | - |
【京浜東北線】 |
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平均律クラーヴィア曲集 第2巻5番 | 不明 | - | - |
【京浜東北線】 |
曲名 | 作曲者 | 番号 | タイプ | 使用駅 | 備考 |
原宿a | 不明 | - | - | 【山手線】原宿 | 何故か原宿駅はメロディ化の当初より独自の曲が使われている。短いフレーズを3回繰り返すだけ、というシンプルな物で、一応整理番号的に「原宿a」「原宿b」という名前があるようだが、原宿をイメージして作ったものなのかどうかは不明。管理は恐らく東洋メディアで良いと思われるが、確証は持てない。 |
原宿b | 不明 | - | - | 【山手線】原宿 | |
曲名不明 01 | 不明 | - | - |
【東海道線】藤沢 【中央線】 |
ここから先は曲名不明が続くが、そのうち似た音色を使った短めのメロディが06まで該当し、これらの曲が1つのグループとして分けることが出来るだろう。総じて分布は少ないもしくは限定的で、あくまでもメインの4曲を補完するような役割の曲だったことが伺える。 尚、これらの曲に関して(特に曲名不明01〜03まで)、Humpty Dumptyを原曲に持つメロディだという話がよく出る(というより駅メロの動画で散見される)が、これは02に関して噂が出た程度で明確な根拠はなく、01と03についてはそういう噂が出た事すら無い。 尚、01に限り鉄道モバイルの「高音質着メロ」の項目で配信されている(聞けば明らかだが言うまでも無く音源ではない)。そこに「Humpty Dumpty」と書いてあるが…?と思った方もいるかもしれないが、それに対しては鉄道モバイルが信用できるソースかどうかを逆に問う事で自分の解答とさせて頂きたい。 尚、曲名不明01に関しては、東北地方で接近メロディとして使用されているケースがある。 |
曲名不明 02 | 不明 | - | - | 【東海道線】藤沢 | |
曲名不明 03 | 不明 | - | - | 【成田線】空港第2ビル 成田空港 | |
曲名不明 04 | 不明 | - | - |
【東海道線】 |
茅ヶ崎のみで使用されていた同曲。放送装置の影響か、主旋律がはっきりせずモヤついた曲の印象が強かったが、放送更新〜ご当地化するまでの短い間のみ、はっきりとした音質で聞くことが出来た。 |
曲名不明 05 | 不明 | - | - |
【南武線】 武蔵溝ノ口 |
南武線に多い曲というイメージだが実際は4駅しか採用されておらず(初採用は恐らく武蔵中原)、全盛期でも貴重な曲だったと言える。現在は武蔵溝ノ口で孤軍奮闘しているが、それもいつまで続くやら。 |
曲名不明 06 | 不明 | 01 | 標準 |
【相模線】 |
実質「相模線専用曲」と言えるこの曲。何故佐倉で使われていたのかは永遠の謎である。 細かい音程違いが存在する他、何故かMIDIで作ったと思しきしょっぱい音色のバージョンが一時期の放送更新で激増した。後の再更新で元に戻っている駅もある(寒川など)ようだ。 余談ながら、昔の石丸電気のCMソングに似ている、と言われることがある。言うまでもないが、盗作云々という話では全くなく話の種的な物である。 |
02 | 音程-1 |
【相模線】 |
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03 | 音程-2 |
【総武本線】 【成田線】 |
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04 | MIDI |
【相模線】 |
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曲名不明 07 | 不明 | 01 | 9秒 |
【武蔵野線】 【中央・総武緩行線】 【中央線】 |
曲名不明07と08は恐らく似た立ち位置の曲で、只管に短い音階がループするもの。どちらも非常に癖が強い物の、07に関しては何故かそれなりの分布が見られている。また、08以上に癖が強い音源が未採用で存在しているようだが、使用例がないのでこれ以上の言及は避ける(まとめの動画で聞いたことはある)。 07はバリバリに電子音を効かせたクセの強い曲で、ひたすらに短い音階がループする仕様になっている。曲の切れ目が入るタイミングがまちまちなので一応そこでバージョン分けが可能ではあるが、基本的に音源はすべて同一。初採用は稲毛との事。 武蔵野線や拝島のイメージが強い(Web上では「はいいち」の愛称で呼ばれることが多い)曲だったが、どういう訳か新規開業した安中榛名でこの曲が採用され、同駅が放送更新を受けても継続して使用されている。全く以て謎の選曲である。 |
02 | 33秒 |
【青梅線】 |
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03 | 40秒 |
【東海道線】 |
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04 | エンドレス? |
【北陸新幹線】 |
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05 | 16秒 (新音質) |
【武蔵野線】 東所沢 新秋津 新小平 北府中 【青梅線】 【北陸新幹線】安中榛名 【東海道線】藤沢 |
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曲名不明 08 「電子ピアノの速い音節」 との説あり | 不明 | - | - |
【川越線】 【南武線】 |
主旋律がはっきりしない短い音節が只管ループするかなりクセの強い曲で、鳴っていても分かり辛い上に、人によっては不気味と感じるような雰囲気を持っていた。川越線の印象が強いが、初採用は武蔵新城。Web上では「川越ジャングル」という とはいえ、なら正式な曲名はあるのかというと不明。「電子ピアノの速い音節」と聞いた事があるが、それで正解という確証は持てず、またその情報をどこで見たのかも覚えていない。元々これらの曲に曲名など無い、という可能性が一番高いと言えそうである。 尚、この曲の音色違いの音源と思しきものが稀にyoutubeなどの発車メロディの纏め動画に入っていることがあるが、実際に存在する音源なのか趣味人による作り物なのかは不明。 |
曲名不明 09 | 不明 | 01 | 標準 |
【八高線】 【総武本線】 【中央・総武緩行線】 |
曲名不詳のシリーズは、01〜06、07&08が1つのグループに出来る、と上記で述べたが、そのどちらのグループの特徴にも該当しないのがこの曲である。立ち位置的にどちらに含めればいいのかが悩ましい。 採譜が大変そうな短い曲で、人によっては不気味に感じる事もあったようである。拝島、津田沼、成東と3駅のみで使用の少数派だったが、成東は放送装置の影響か音程が高く別バージョンとなっていた。初採用は恐らく津田沼。 |
02 | 音程高い |
【総武本線】 |
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3打点 01 | 不明 | - | - |
【中央・総武緩行線】 |
南武線でお馴染みの3打点の接近メロディが、何故か信濃町では発車メロディとして使われていた。その上、ATOS導入前の信濃町では接近メロディもここにしかない物を使用しており、周辺駅と比べて異端を極めていた。 発車メロディは駅長の采配が響くこともあると聞く。当時の駅長が変わり者だったのだろうか。 |
5打点 01 | 不明 | - | - |
【信越本線】 【篠ノ井線】 【大糸線】 |
東洋メディアの基本の5打点接近メロディ3種の内1種が、何故か長野で発車メロディとして使われていた(松本で使われていたという情報もあるが、実録を聞いた事は無い)。相模線などで使われていた乾いた音色の物を3回繰り返す、という方式であった。 JRではないが、これとは別に同曲の豪華な音のバージョンが多摩都市モノレールで発車メロディとして使用されていた(現在は別の曲に変更)。 |
【4】接近メロディ ※接近メロディについての諸注意 接近メロディの分布に関しては、ATOS放送が導入されている駅で偶々それが解除された場合に自放音源として残っているのが確認された、というパターンの駅は使用終了と同様の表記として掲載しています。 |
曲名 | 作曲者 | 番号 | タイプ | 使用駅 | 備考 |
曲名不明 01 | 不明 | 01 | 標準 |
【大船渡線】一ノ関 【東北本線】一ノ関 【八戸線】 【青い森鉄道】 |
発車メロディ側の「曲名不明 01」と同じ曲。其方と同じ記述ではあるが、この曲を「Humpty Dumpty」として扱っている例が散見されているものの根拠はなく、曲名不明とするのが無難。 同曲は東北地方の主要駅で接近メロディとして用いられていたが、放送更新前は音程が高い物が使用されていた。恐らくは放送装置の都合によるもので、音源は同一だったと思われる。放送更新前時代は北上と花巻でも使用されていたが、更新後は別の曲に置き換わっている。 |
02 | 音程+1 |
【大船渡線】 【釜石線】 【北上線】 【東北本線】 【八戸線】 【青い森鉄道】 |
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2打点 01 | 不明 | - | - |
【両毛線】 |
北陸本線の主要駅の放送の冒頭に流れるチャイムと同様の物が、嘗ては両毛線の主要駅で使用されていた。同曲はJR東海の静岡支社でも簡易的な接近放送の冒頭に用いられており、北陸本線もしくは静岡の印象が強い曲であった。JR東日本で使われていた事を知らない人もいるのではないだろうか。 |
3打点 01 | 不明 | 01 | 基本 |
【飯山線】長野 【信越本線】長野 【総武本線】 【南武線】 【北しなの線】長野 |
信濃町の発車メロディとして使われていた3打点は本来は接近メロディとして制作されたもので、南武線の汎用チャイムとして多く用いられていたほか、2020年8月時点では長野駅に残っている。基本の音色の他に、山形で使われている豪華な音色の物がよく知られているが、このメロディはATOS導入前の新宿3・4番線でも用いられていた。現在山形は放送更新により音程が若干上がっているので、新宿で聞くことが出来ていたタイプは消滅している。 また、津田沼の5番線だけは乾いた音色の物が用いられていたことがあった。他の駅にあったという話は聞かない。存在を知らない人も多いのではないだろうか。 |
02 | 乾いた音 |
【中央・総武緩行線】 |
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03 | 豪華版 |
【左沢線】 【奥羽本線】 【埼京線】 【仙山線】 【東北本線】 【山形新幹線】 |
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04 | 豪華版 音程+1 |
【左沢線】山形 【奥羽本線】山形 【仙山線】山形 【山形新幹線】山形 |
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5打点 01 | 不明 | 01 | 基本 |
【烏山線】 【内房線】 【青梅線】 【京浜東北線】 【京葉線】 【上越線】 【常磐線】 【総武本線】 【外房線】 【中央・総武緩行線】 【中央本線】 【東海道線】 【東北本線】 【成田線】 【南武線】 【八高線】 【武蔵野線】 【横須賀線】 【横浜線】 |
東洋メディアの基本となる5打点2種の内、大体男性の放送とセットになる物がこちら。JR東日本に限らず、東海と西日本でも使用されていた(現在は西日本以外は置き換え済み)。このチャイムは微妙な誤差が非常に多く、また駅放送の音質によっても聞こえ方が大きく変わるため、厳密な区分はほぼ不可能と言える。特に「01 基本」と「05 新音質」の差はとても微妙で、一度05になった後に01にしれっと回帰している例も存在するものと思われるが、正直な所完全な判別が自分には出来ないのでこの区分も参考程度に捉えて頂きたい。 基本の音色の物が微妙な違いが多い中、音色違いとしては豪華な音色の物を2回繰り返す、という物が信濃町に存在しており、露骨に他と違うバージョンはこれだけだったと言える。信濃町は接近発車ともに異端を極めていたわけだ。録音されたものを持ってはいるが、正直な所とても騒々しいので他の駅に波及しなかったのは分かる気がする。 |
02 | 基本 音程+1 |
【奥羽本線】青森 【田沢湖線】 【津軽線】青森 【東北本線】 【山田線】 【青い森鉄道】青森 |
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03 | 基本 音程+2 |
【田沢湖線】盛岡 【東北本線】盛岡 【山田線】盛岡 |
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04 | 基本 音程-1 |
【青梅線】 【東北本線】 【武蔵野線】 【水戸線】 【両毛線】 |
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05 | 新音質 |
【五日市線】 【伊東線】来宮〜宇佐美 【内房線】五井 長浦〜巖根 【奥羽本線】湯沢 【青梅線】宮ノ平〜御嶽 奥多摩 【川越線】西川越 【京浜東北線】 【京葉線】 【相模線】南橋本〜番田 下溝〜入谷 厚木〜北茅ヶ崎 【上越線】 【常磐線】岩間 勝田〜内郷 四ツ倉 広野 大野 原ノ町 相馬 【信越本線】安中 【総武本線】東千葉 旭 【外房線】 【高崎線】 【中央・総武緩行線】 【中央本線】東山梨 竜王〜小淵沢 【鶴見線】鶴見 【東海道線】 【東北本線】 【成田線】酒々井 布佐 【南武線】 【八高線】北八王子 小宮 東飯能 高麗川 倉賀野 【水戸線】 【武蔵野線】 【横須賀線】 【両毛線】足利 桐生 伊勢崎 駒形 前橋 |
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06 | 新音質 音程-1 |
【羽越本線】象潟 西目 【奥羽本線】大久保 八郎潟 鷹ノ巣 川部 【青梅線】川井 【五能線】川部 【相模線】 【常磐線】 【八高線】 |
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07 | 豪華版×2 |
【中央・総武緩行線】 |
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5打点 02 | 不明 | 01 | 基本 |
【五日市線】 【伊東線】 【内房線】 【奥羽本線】 【青梅線】 【川越線】 【京葉線】 【上越線】 【常磐線】 【信越本線】 【水郡線】 【総武本線】 【外房線】 【中央・総武緩行線】 【中央本線】 【東海道線】 【東北本線】 【成田線】 【南武線】 【根岸線】 【八高線】 【水戸線】 【武蔵野線】 【横須賀線】 【横浜線】 【米坂線】 【妙高はねうまライン】 |
東洋メディアの基本となる5打点2種の内、大体女性の放送とセットになる物がこちら。此方もJR東日本に限らず、北海道、東海、西日本でも使用されていた(現在は西日本以外は置き換え済み)。01と同じく、微妙な誤差が非常に多く、また駅放送の音質によっても聞こえ方が大きく変わるため、厳密な区分がほぼ不可能な点も同一である。 此方のチャイムは露骨な音色違いが2種類存在していた。乾いた音色のものと豪華な音色の物が其々採用されており、前者は相模線や東海道線で、後者は秋田新幹線などでお馴染みの物であった。豪華な音色の物に関しては放送更新を受けても残っているケースが見受けられるが、乾いた音色の物は放送更新と共に数を減らしており、2020年8月現在は相模線に僅かに残るのみとなっている。 尚、その「乾いた音色の物」と「豪華な音色の物」は何れも発車メロディとしても採用されており、前者は長野(と情報のみで実録を確認していないが松本)に、後者は多摩都市モノレールの各駅に採用されていた。然しながら、どちらも現在は別の曲に変更されている。 また、何故か新京成電鉄で同じ採譜となるチャイムが使われているが、恐らくは偶然の一致であり、両社に関係は無い物と思われる。 |
02 | 基本 音程+1 |
【奥羽本線】米沢 【米坂線】米沢 |
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03 | 基本 音程-1 |
【東北本線】 |
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04 | 乾いた音 |
【内房線】 【相模線】原当麻 海老名 【総武本線】 【中央・総武緩行線】 【東海道線】 【南武線】 |
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05 | 新音質 |
【五日市線】 【伊東線】各駅 【内房線】浜野 五井 長浦〜巖根 君津 館山 【奥羽本線】湯沢 【青梅線】宮ノ平〜御嶽 奥多摩 【川越線】高麗川 西川越 【京葉線】 【小海線】小淵沢 【相模線】南橋本〜番田 下溝〜入谷 厚木〜北茅ヶ崎 【上越線】 【常磐線】岩間 友部 水戸〜いわき 四ツ倉 広野 大野 原ノ町 相馬 【信越本線】安中 【水郡線】水戸 【総武本線】東千葉 【外房線】 【高崎線】 【中央・総武緩行線】 【中央線】 【中央本線】東山梨 竜王〜小淵沢 【鶴見線】鶴見 【東海道線】熱海 【東北本線】 【成田線】酒々井 布佐 【南武線】 【八高線】北八王子 小宮 東飯能 高麗川 【磐越東線】いわき 【水戸線】友部 【武蔵野線】 【山手線】 【横須賀線】 【両毛線】足利 桐生 伊勢崎 駒形 前橋 |
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06 | 新音質 音程-1 |
【羽越本線】象潟 西目 【奥羽本線】大久保 八郎潟 鷹ノ巣 川部 【青梅線】川井 【五能線】川部 【相模線】 【常磐線】 【八高線】 |
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07 | 新音質 音程-2 |
【青梅線】 【武蔵野線】 吉川〜府中本町 |
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08 | 豪華版 |
【羽越本線】秋田 【内房線】 【奥羽本線】秋田 【川越線】 【常磐線】 【総武本線】 【田沢湖線】 【成田線】空港第2ビル 成田空港 【磐越東線】 |
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09 | 豪華版 音程+1 |
【奥羽本線】大曲 【田沢湖線】田沢湖 角館 大曲 |
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5打点 03 | 不明 | 01 | 基本 |
【内房線】 |
上記2点の5打点と比べると幾分マイナーな存在の5打点。千葉支社に多く、基本的に豪華版ばかりが使われているのも上記2点と異なる特徴である。一応、上記2点の基本の音色と同じものは君津にだけ存在していたが、現在は別のチャイムに変更されてしまった。乾いた音色の物はJR東日本では少数派だったものの、JR東海の静岡支社で汎用チャイムの1つとして近年まで広く用いられていた為、静岡県内の人にはお馴染みのチャイムだったであろう。 尚、豪華版に関しては房総半島の他何故か常磐線の赤塚で用いられているが…言われて見ればどちらも放送の仕様が似ているのかもしれない。 |
02 | 乾いた音 |
【大糸線】松本 【篠ノ井線】松本 【総武本線】 【成田線】 |
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03 | 豪華版 |
【内房線】八幡宿 姉ヶ崎 【川越線】 【京葉線】 【常磐線】赤塚 【総武本線】都賀〜佐倉 八街 成東 【外房線】本千葉 鎌取〜大網 茂原 【東金線】成東 【成田線】成田 【八高線】八王子 |
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