日産ディーゼル UA / 九州産業交通

日産ディーゼルではバスの車種名は特に設けられず、この様な型式の記号をそのまま名称として長年使用していました。10〜12mの大型バスが「UA」と呼ばれており、歴史をたどると1973年に昭和48年排出ガス規制に伴って既存の4R/RR系をモデルチェンジして登場したのが最初になります。
また、日産ディーゼルは自社で車体を製造していなかったことから、長年にわたって富士重工や西日本車体工業を中心とした資本関係のない事業者で車体が作られていました。このため、どのモデルからどのモデルに変わった時にモデルチェンジとするのか、というのが曖昧で、モデルの何代目何代目とは言い辛いのが他のバスの製造会社と比べて分かりづらい所でもありました。2005年以降、社内のブランド仕様を統一するために「スペースランナーRA」の名称が設けられた為、それ以降とそれ以前でページを分割することとします。

上写真は35号車、熊本駅にて。
最終更新:2023/10/19
【KCUA】3279号車を追加。
【KLUA】1020号車に1枚追加。



・KC-UA460/521A系

1995年、平成6年排出ガス規制にU-UA440系を対応させた型式。U-UA440系のそれと同様、高出力エンジンを搭載した車両は型式が分けられ、521A系となります。1998年以降、ノンステップ車も設定されるようになりましたが、そちらは厳密にはKC-UA460A系となります。

【光の森】
熊本22 か 32-79

KC-UA460LAN(富士)
[子17]光の森
熊本城
【熊本】
熊本200 か 35

KC-UA460KAM改(富士)
[東4]東区役所
熊本駅
[東4]東区役所
熊本駅


・KL-UA452/272A系

2000年、KC-UA460A系に平成11年排出ガス規制に対応したマイナーチェンジを施した型式で、2003年の富士重工のバス製造撤退以降は全て西日本車体工業が車体を製造しています。2005年にスペースランナーRAの車種名が導入される前の最後の型式となりました。

【熊本】
熊本200 か 10-20
(元 相鉄バス)
KL-UA452KAN(富士重工)
[西8]交通センター
熊本駅
[西8]交通センター
熊本駅
[子14]小山団地
熊本駅
【木山】
熊本200 か 10-21
(元 相鉄バス)
KL-UA452KAN(富士重工)
[子14]戸島
熊本駅

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