日産ディーゼル JP / 九州産業交通

1992年、当時の中型車JM系の車体を延長し、所謂「中型ロング」の先駆けとして登場したのがJPシリーズ。登場当初はベースとなったモデルの関係から西日本車体工業の車体の車両のみとなり、床構造はワンステップとなっていました。 1994年に形式認定を受けて量産化を受けた(この時から富士重工車体の車両も登場)後、1999年にノンステップ車の設定も始まりました。JPシリーズの登場は後のバス業界に大きな影響を与え、日野や三菱も中型ロング車を製造し、中型ロング車が路線バス界の主役となっていた時期もありました。
尚、JPシリーズが「スペースランナー」の名を冠するようになったのは、2004年に登場したPK-JP360NANからになります。

上写真は1031号車、熊本駅にて。
最終更新:2023/10/19 ページの作成。



・KC-JP250NTN系

1995年、平成6年排出ガス規制に対応したグループ。ごく一部の事業者で、タイヤが大型車と共通の物になっている車両や、軸間距離を短縮した車両等が導入されたのが大きな特徴と言えます。

【光の森】
熊本200 か 880
(元 西東京バス)
KC-JP250NTN(富士重工)
[E3-2]ゆめタウン
熊本城付近
[E3-2]ゆめタウン
熊本城付近


・KL-JP252系

1999年、平成11年排出ガス規制に対応したモデルとして登場した型式で、JPシリーズで初めてノンステップバスが登場しました。また、車体長10.2mのシリーズの設定も行われたものの、後には続きませんでした。車体は西工製のみ。

【光の森】
熊本200 か 10-31
(元 京王バス)
KL-JP252NAN(西工)
[子7]光の森

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