2004年の東京モーターショーに参考出品された純国産の小型ノンステップバス「ポンチョL」を量産化して2006年3月に登場したのが2代目ポンチョで、初代とはコンセプトから見た目まで全く別物のバスとなりました。ワゴン型のデザインで無くなったのは勿論、準日本製のバスとなったのも初代との大きな違いとなりました。この頃に日野自動車といすゞのバス製造事業が統合された事に伴い、J-BUSの小松営業所で製造されています。
それまでの小型バスと比べてとても個性的で愛嬌のある形にまとまっているのが見た目上の特徴と言えます。コミュニティバスとしての運行は勿論の事、大型バスが通れない路線用の一般車として導入されているケースも多く、新たなバス運行の形を作り出した車両とも言えそうです。また、2007年には競合車種である三菱エアロミディMEが製造を終了した事から、小型路線バスとして一人勝ちの状態が長く続いていました。…が、2020年代に入り日野自動車の不祥事が発覚した事から製造が思うように進まなくなり、このサイズのバスを海外の車両に頼らざるを得ない状況が近年は続いています。何とかしてほしい物ですが…。
上写真は941号車、熊本城にて。
最終更新:2023/5/24 ページの作成。
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