キテツ1形
北条鉄道で1985年に登場したフラワ1985形レールバスを譲り受けて2000年に登場した車両で、キハ600が2両残っていたうち1両が置き換えられました(2両目となるキテツ2は2009年に追加で導入)。

キハ600と比べてしまうと地味な感じは否めませんが、この車両は現存する車両として最後の2軸の気動車でもあり、貴重であることに代わりはありません。当時富士重工で製造されていたバス車体である「5E」を基本としたデザインになっており、バス趣味の方にとっても懐かしさが感じられるのではないでしょうか。

2両が在籍しているものの、キテツ1は検修費用が捻出できない事から休車が続いており、KR300形の導入に伴い廃車される予定となっているようです(最終更新時点ではまだ籍を有しているようです)。最も、除籍された所で部品取り用に残されるだろうとは思うのですが。

上写真は紀伊御坊にて。
簡単な年表
1985年 登場(北条鉄道)
2000年 紀州鉄道に譲渡
最終更新:2017/1/19
【車両別】キテツ1と2に1枚ずつ追加。



【写真】

キテツ1は導入当初、紀州鉄道として初めてのラッピング車両(御坊市内のパチンコ店の広告だったようです)となっていました。2009年にラッピングが終了してからは原型に近い塗装に戻されましたが、この写真のように前面が真っ白、という状態も見られました(ラッピング塗装当時、前面はこの白い色にロゴが貼り付けられていた姿だったようです)。

撮影:紀伊御坊(車内より)

〜車両別〜
キテツ1
紀伊御坊 紀伊御坊
キテツ2
紀伊御坊


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