16000系統
16000系統は2つの形式が存在します。

16000系は吉野線系統初の特急として1965年に登場した車両で、2016年現在まで残っている特急型車両で唯一、行先表示を板で行っている形式となります。基本的な性能は6000系統に準じています。更新された編成を除けばデッキが存在しない、という現在の特急型車両としては随分と珍しい存在で、これは数いる近鉄特急でも唯一のものとなっています。老朽化が進行した事から数編成が除籍されているものの、大井川鉄道へと譲渡されて第2の活躍を行っている車両も存在しています。また、16000系は2015年より施行されている新塗装化の対象に含まれており、今後も運行が暫く続くと思われます。どう考えても新塗装は似合わない気がしますが…。

16010系は1981年に特急の増備の為に導入された車両で、16000系の登場から年月を経ていたことから車体を一新しました。性能は16000系に合わせられており、導入された当初はデッキが無かったことも共通しています。

上写真は16009F、橿原神宮前にて。
簡単な年表
1965年 16000系が登場
1981年 16010系が登場
最終更新:2018/12/20
【16000系】16007F,16008F(2枚)を追加。



唯一の4両編成、16008F。他にも4編成が在籍しているものの、どれも2両編成となっており、大井川鉄道に転籍した車両も2両編成ばかり。そのため、16000系の「中間車」の撮影をしたいのだったらこの編成を待つほかありません。

撮影:橿原神宮前
近年、近鉄特急の車両にには喫煙ルームを設置する工事が進められていますが、この工事、16000系にも施行されています。…まだ使うつもりなんでしょうね、これ。

撮影:阿部野橋
上述の通り、16000系は2015年から施行されている特急型車両の統一新塗装化の対象に含まれており、このように新塗装化が施された車両も存在します。いくら新車に合わせた塗装を施したところで、行先は板で表示しているし…明らかに型は古いし…いや、でもまぁ、まだ使うつもりなんでしょうね、これ(2回目)。

撮影:阿部野橋

〜編成別(16000系)〜
Y06
16006F
除籍
特急 吉野行き
尺土
Y07
16007F
特急 吉野行き
阿部野橋
特急 回送
今川
特急 吉野行き
今川
Y08
16008F
特急 吉野行き
橿原神宮前
特急 阿部野橋
吉野
特急 吉野行き
阿部野橋
特急 阿部野橋
今川
特急 吉野行き
今川
Y09
16009F
特急 阿部野橋
橿原神宮前
特急 回送
阿部野橋
特急 吉野行き
阿部野橋


〜編成別(16010系)〜
Y11
16011F
特急 阿部野橋
橿原神宮前
特急 阿部野橋
橿原神宮前


〜形式別〜
モ16000
モ16009(古市)
モ16010
モ16011(橿原神宮前)
ク16110
ク16111(橿原神宮前)


〜Others〜 ※未更新車の様子は、ほぼ同じものを大井川鉄道16000系のページにて公開中。
ドア 右開き 車内 貫通扉 片開き 貫通扉 両開き 台車 パンタグラフ
16010系
喫煙ルーム 号車表示 パンタグラフ
16000系
特急マーク

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