1000系
1970年時点の名古屋線で主力として運行されていた2200系列は、老朽化が深刻であったものの、主電動機がまだまだ使える状態となっていました。そのため、その主電動機を流用したうえで当時最新型車両であった1810系や2410系と同様の車体を製造して1972年に登場したのが1000系です。きれいに揃った数字となった系列は、系列が細分化されている近鉄にとってはある意味貴重ですね。

1984年以降、抵抗制御(吊り掛け)から界磁位相制御に変更する工事が施されており、他の車両との性能差は解消されました。現在は、名古屋線、山田線、鳥羽線で運行されています。ワンマン運転には対応していないため、湯の山線と鈴鹿線の運用には基本的に入りません。

上写真は1008F、近鉄蟹江にて。
簡単な年表
1972年 登場
1984年 足回り更新(1991年に完了)
最終更新:2023/2/12
【編成別】T08に1枚追加。



〜編成別〜
T06
1006F
準急 富吉行き
名古屋
普通 中川行き
名古屋
T08
1008F
普通 富吉行き
名古屋
準急 四日市行
名古屋
準急 名古屋行
蟹江


〜Others〜
ドア 貫通扉 吊り革車内


〜行先表示〜
準急 富吉 普通 中川


〜車両の音〜
・1000系走行音

【名古屋線】近鉄名古屋〜米野(2分35秒:1.18MB)

ごく普通の抵抗制御車の音で、モーター音自体は小さめですが走行音はちょっと賑やか。なお、近鉄の列車は基本的に駅発車時に警笛を鳴らすようです。通勤型車両とアーバーンライナー以前の特急車は自動車のクラクションのような警笛を鳴らすのが特徴。


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