川崎市交通局
今はバス事業者として運行されている川崎市交通局ですが、川崎の工業地帯でもある塩浜地区へと向かう路面電車とトロリーバスを運行していた時代があり、当時の車両が路面電車とトロリーバスでそれぞれ1両ずつ保存されています。最終的には昭和44年(1969年)に路面電車が廃止されたことで鉄道事業は廃止となっています。

最終更新:2024/1/1 ページの作成



・700形

開業時からの車両だった200形の車体更新改造車として1954年に登場した車両で、元々は前中扉仕様で製造されたものの、列車交換時のタブレット交換をし易くする為に前後扉に改造されており、それ故窓配置が若干異端になっている部分があります。
廃止後に唯一残った川崎市電の車両として貴重な存在で、当時の沿線付近の公園に保存されています。

702
(桜川公園)


〜Others〜
パンタグラフ社紋台車 標識灯




・100形トロリーバス

普通のバスよりも燃料コストが安い、という事で川崎市交通局が運行していたトロリーバス。路面電車よりも早く1967年に廃止されています。そのトロリーバスの車両の唯一の現存車が100形で、1951年に登場し、1963年に車体更新を受けていました。更新から日が浅かったことも保存されている車両がいる理由の一つなのかもしれませんね。

104
(二子塚公園)


〜Others〜
中扉の表記類

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