キハ600形
国鉄キハ07形を前歴に持つ車両で、関東鉄道時代の1965年に2両が導入されました。元々キハ07として製造されたのは1936年と1937年の事で、現役当時は日本最古参のディーゼルカーとして有名でした。その為、晩年の鹿島鉄道の目玉ともいえる車両でもあり、この車両を目当てに鹿島鉄道を訪れる方も多かったそうです。

キハ07の流線型の前面はバッサリとカットしてしまっているものの、これは当時の関東鉄道が譲受した車両によく施していた改造であり、昔の関東鉄道らしさと国鉄キハ07の面影を共に残した非常に貴重な車両でした。

廃止後は2両とも保存される予定でしたが、都合がつかなかった602号は解体となり、現在は601がほっとパーク鉾田に保存されています。

上写真は601。ほっとパーク鉾田にて。
簡単な年表
1936年 もともとのキハ07が登場
1965年 登場
1972年 前面スタイルを変更
1994年 冷房化
最終更新:2021/9/20
【保存車】【Others】全て追加。
【風景】1枚追加。



〜車両別〜
601
石岡
602
石岡


〜保存車〜
601
(ほっとパーク鉾田)


〜Others〜
台車標識灯側灯


〜風景・並び〜
KR500形が運用に入ることが多かったのでちょっと貴重な並びかもしれません この2両が在籍していました。
石岡 石岡 ほっとパーク鉾田

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