1957年、加越能鉄道でキハ120形として登場したものを路線廃止によって譲り受けたもので、東武鉄道熊谷線で運行されていたキハ2000形とほぼ同形車となりますが、車内がオールロングシートになっていたのが違いでした。小型の車両故に冷房化が困難であったため、夏季はほとんど運用されていなかったようです。
2両が在籍していましたが、廃線後は2両とも保存されており、鹿島鉄道の車両の中でも「その後に恵まれた車両」と言えそうです。
キハ431…鹿島鉄道記念館(通常非公開)にて保存。
キハ432…小川南病院(旧小川高校前駅付近。代替BRTにて訪問可能)にて保存。
上写真は432号。小川南病院にて。
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