関西電力
立山黒部アルペンルートの長野側の入り口となるのが扇沢駅。ここから黒部ダムまではバスで移動することになります。2018年まではトロリーバスが運行されていましたが、2019年以降は電気バスが運行されています。趣味的には面白くなくなってしまったようにも見えますが、電気バスもここにしかいない特殊な仕様の車両であるには違いありません。

トロリーバスの廃止後、廃車される予定だった車輌を保存するクラウドファンディングが行われ、1台(301号車)が保存されることになったのが近年の大きなニュースで、現役だった当時は叶わなかった「車両の細部をじっくり観察する事」も出来るようになりました。保存された車両がこれからもずっと大事にされることを願うばかりです。

最終更新:2024/9/7 300形に現役当時の2枚を除き全て追加。



・300形

既存のトロリーバスの老朽化に伴い、1993年に登場したのが300形で、所謂スケルトン車体になったのが大きな変化でした。この他、日本のトロリーバスとして初めてのVVVFインバータ制御車になったのも特徴で、東芝GTOを採用しています。この車両をベースに、アルペンルートの反対側を走る立山トンネルトロリーバスの車両(8000形)が製造されました。

より経済性と環境対策が得られる電気バスに代替される形で2018年のシーズンを以て引退し、以降は先述のクラウドファンディングの結果、扇沢駅前の総合案内センターに1台が保存されています。

番号不明
黒部ダム 扇沢


〜保存車両〜
301
(扇沢総合案内センター)
運転台・座席
(扇沢総合案内センター)


〜ラッピング・ロゴなど〜
トロバスラストイヤー
(各車)


〜Others〜
前扉中扉運転台車内案内モニターグローリア賞
座席トロリーポール


〜風景・並び〜
扇沢総合案内センター

北陸地方の鉄道のTopへ鉄道データのTopへTopへ