1961年の開業当時に用意された車両で、伊豆の観光業の発展に合わせ、グリーン車や食堂車なども導入された多才な形態を持つようになり、1私鉄の車両としては非常にグレードの高い車両が存在する車両となりました。2002年に惜しまれつつ引退したものの、その後も1両が事業用として残り、その車両が2011年に再整備を受けて2019年まで臨時列車として用いられていました。現在はその運用も終了してしまっていますが、伊豆高原駅構内の車庫の片隅に留置されており、この線路が本線と繋がっていない事から実質この場所に保存している、というのが実情のようです。長く良い状態のまま愛され続けることを願いたいですね。
上写真は伊豆高原にて。
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