1888年、伊予鉄道が開業した際にドイツ・ミュンヘンのクラウス社製の機関車2両が運行を開始しました。コレが甲1型で、後に「坊ちゃん列車」として注目されることになる車両の原型です。最終的に他の蒸気機関車も含め1954年までに引退しています。
その後、保存されていた車両がいくつか存在していたものの、そのうちの1両が荒廃したことから、その部品を使用したレプリカを作り直し、伊予鉄道の本社前に展示しています。一方、高浜線の沿線に存在する梅津寺公園には甲1型の実物が保存されており、客車(こちらはレプリカ)共々立派な上屋も設けられ、大切に保存されています。
上写真は梅津寺公園にて。
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