ケハ600形 |
何かと珍しいことづくめなこの車両、旧茨城交通を代表する珍車といっても過言ではないでしょう。 1960年、当時としては大変珍しいステンレス(但しセミステンレス)で登場したこの気動車は茨城交通のオリジナル車。「ケハ」という名前だったのは軽油を使う車両だったため。こんな車両他に知りませんが、当時はステンレス車を使う場合は色々と勝手が違っていたようですね。 1992年に後継車に置き換えられてからは那珂湊駅構内で倉庫として使用されていました。動態保存化の計画も浮上していたのですが、あくまでもセミステンレスだったために車両の外から見えない部分で地味に老朽化が進行していたようで、動態保存は断念されることに。現在は、倉庫として設置されていた場所で時々車内を公開しているようです。ライトなどは破損したら危ないので取り払われているようですが、それ以外は倉庫として使っていた当時と見た目は変わりません。 上写真は那珂湊にて。 |
簡単な年表 1960年 登場 1992年 引退 |
最終更新:2022/7/23 【ピックアップ】模型を追加。 【Others】ドアを追加。 【風景】1枚追加。 |
路線的にも思い入れが強い車両なのか、那珂湊駅のコンコースにはケハ600形の大きな模型が展示されています。 撮影地:那珂湊 |
〜保存車〜
601 (那珂湊駅構内) |
ドア |
那珂湊 |
ひたちなかのTopへ: 関東地方の鉄道のTopへ: 鉄道データのTopへ: Topへ |