キハ22形
羽幌炭礦鉄道の廃止に伴い、1970年と1971年に合わせて3両が導入された車両で、基本的には国鉄のキハ22と変わりません。旋回窓を持つ車両であることが特徴で、最終的に全国で唯一現役として用いていたのがひたちなか海浜鉄道のキハ22でした。

最終的には3両が全て異なる塗装を持ち、221号は羽幌時代の塗装を維持、222号は旧国鉄色、223号は茨城交通色となっていました。最後まで残ったのはキハ222で、2015年に検査期限切れにより運行を終了し、その後正式に引退扱いとなりました。最後に訪問した時点では222号はキハ2000の2005と共に阿字ヶ浦駅構内に留置され、今後が心配されていましたが、この留置個所を「鉄道神社」として訪問者向けの名所とした事から、取り敢えず向こう暫くは安泰と言えそうです。

この他、223号が羽幌時代の塗装に復刻された上で埼玉県内の眼科で保存されています。

上写真は222号(那珂湊にて)
簡単な年表
1970年 登場(茨城交通)
1998年 221除籍
2009年 223除籍
最終更新:2022/7/23
  【保存車】222(2枚)、223(1枚)追加。
【Others】222の標識灯以降5枚を追加。
【風景】4枚追加。



〜車両別〜
222号
除籍
勝田 中根 那珂湊 勝田 那珂湊 那珂湊
那珂湊 那珂湊


〜保存車〜
221号
(阿字ヶ浦駅構内)
解体済み
222号
(阿字ヶ浦駅構内)
223号
(ほしあい眼科)


〜Others〜
221
台車 車両番号
羽幌復刻
222
ドア車内整理券発行機 運賃箱吊り革運転台
手ブレーキ網棚 ベンチレーター蛍光灯車掌弁ドアスイッチ
車両番号
(左は茨城交通時代)
惜別掲示標識灯旋回窓
台車エンジン
223
車両番号
羽幌復刻
旋回窓 製造表示


〜行先表示(側面サボ)〜
勝田⇔阿字ヶ浦


〜風景・並び〜
那珂湊那珂湊中根〜那珂湊那珂湊阿字ヶ浦阿字ヶ浦
阿字ヶ浦阿字ヶ浦阿字ヶ浦

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