三菱 エアロスター(2代) / 広島交通

1996年9月にエアロスターのフルモデルチェンジが施され、左右非対称の前面等の特徴は継承しているものの、それまでと全く異なるシャープなデザインに生まれ変わりました。導入当初はそれまでの車両との区別の為に「ニューエアロスター」とも呼ばれていました。
1997年からは国産初の本格的なノンステップ車の導入も始まり、新たな路線バスの一時代を築いた車種だとも言えるでしょう。純正の車体は新呉羽の後身であるMBMで設計されたものの、製造は三菱自動車バス製造に一本化されました。

上写真は945-33、広島駅にて。
最終更新:2023/12/18 QKG,2KGを追加。



・KL-MP33/35/37J系

2000年、平成11年排気ガス規制に伴いエンジン関係の改良が行われた事で型式が変更されたもので、KC-MP系と見た目はほぼ変わりません。この型式では当初から2ステップ、1ステップ、ノンステップの3種類が選択できるようになりました。

【864-25】
広島200 か 18-60
(元 東急バス)
KL-MP37JK(三菱)
広島駅 広島駅


・LKG-MP35/37系

2007年に車体形状を大きく変更したPKG-MP系が登場していましたが、この型式を平成21年排出ガス規制に適合させて2010年に登場したのがLKG-MP系で、PKG-MP系に続き、UDトラックスに「スペースランナーA」として2011年まで供給されていました。

【839-22】
広島200 か 15-34

LKG-MP35FM(三菱)
【新道】大林車庫
広島駅
【新道】大林車庫
広島駅


・QKG-MP35/38系

2014年6月にモデルチェンジが施されました。型式にほとんど変化が無い事からお察しが付く通り、性能的には前型式と変わりありません。見た目は大幅に変わったものの、一応マイナーチェンジ扱いのようで3代目エアロスターとはされないようです。ノンステップ車については、ホイールベースを見直した事によりノンステップエリアが拡大されました。

【882-51】
広島200 か 20-98

QKG-MP35FM(三菱)
まちのわループ
広島駅
まちのわループ
広島駅


・2PG/2KG-MP35/38系

2017年10月に、平成28年排出ガス規制および平成27年度重量車燃費基準に対応して登場した型式で、本型式よりアイドリングストップの方式が「自動戻り」「手動切替」の2種類が用意されています。また、自家用ツーステップ車は廃止されてしまいました。

【945-33】
広島200 か 28-34

2PG-MP38FK(三菱)
【70-2】サンハイツ
広島駅
【70-2】サンハイツ
広島駅

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