日産ディーゼル UA / 広島交通

日産ディーゼルではバスの車種名は特に設けられず、この様な型式の記号をそのまま名称として長年使用していました。10〜12mの大型バスが「UA」と呼ばれており、歴史をたどると1973年に昭和48年排出ガス規制に伴って既存の4R/RR系をモデルチェンジして登場したのが最初になります。
また、日産ディーゼルは自社で車体を製造していなかったことから、長年にわたって富士重工や西日本車体工業を中心とした資本関係のない事業者で車体が作られていました。このため、どのモデルからどのモデルに変わった時にモデルチェンジとするのか、というのが曖昧で、モデルの何代目何代目とは言い辛いのが他のバスの製造会社と比べて分かりづらい所でもありました。2005年以降、社内のブランド仕様を統一するために「スペースランナーRA」の名称が設けられた為、それ以降とそれ以前でページを分割することとします。

上写真は817-71、広島駅にて。
最終更新:2023/12/18
【KC-UA】742-93、812-63、817-71、826-83を追加。



・U-UA440/510/520A系

富士重工の車体が7Eに変わった2代目のモデルで、1990年に平成元年排出ガス規制に伴いモデルチェンジされ登場した型式。運転席周りはそれまでのそれまでの車両と共通なものの、1992年には衝撃吸収式ステアリングに変更されています。基本は440系ですが、RE8型エンジンを搭載した高出力型が510系、さらに高出力なRF8型エンジンを搭載したものが520A系となります。

【670-21】
広島22 く 36-55

U-UA40LAN(富士重工)
【新道】虹山県住
広島駅
【新道】虹山県住
広島駅
【672-23】
広島22 く 36-57

U-UA40LAN(富士重工)
【旧道】山本・春日野
広島駅
【旧道】山本・春日野
広島駅
【684-22】
広島22 く 37-38

U-UA440LAN(西工)
【新道】桐陽台
広島駅
【新道】桐陽台
広島駅


・KC-UA460/521A系

1995年、平成6年排出ガス規制にU-UA440系を対応させた型式。U-UA440系のそれと同様、高出力エンジンを搭載した車両は型式が分けられ、521A系となります。1998年以降、ノンステップ車も設定されるようになりましたが、そちらは厳密にはKC-UA460A系となります。

【724-61】
広島22 く 41-79

KC-UA460NAN(西工)
【新道】勝木
広島駅
【新道】勝木
広島駅
【734-83】
広島200 か 28

KC-UA460NAN(西工)
【旧道】安佐大橋
広島駅
【737-83】
広島200 か 31

KC-UA460NAN(西工)
【旧道】西山本
広島駅
【旧道】西山本
広島駅
【742-93】
広島200 か 143

KC-UA460NAN(西工)
【旧道】春日野
原爆ドーム前
【812-63】
(元 江ノ電バス)
広島200 か 13-26
KC-UA460HSN(富士重工)
すみません回送中です
広島駅
すみません回送中です
広島駅
【817-71】
(元 船橋新京成バス)
広島200 か 13-60
KC-UA460LSN改(富士)
【基町】深川台
広島駅
【基町】深川台
広島駅
【825-85】
(元 西武バス)
広島200 か 14-23
KC-UA460LSN(富士重工)
【基町】高陽C団地
広島駅
【826-83】
(元 相模鉄道)
広島200 か 14-26
KC-UA460HSN(富士重工)
【旧道】春日野
原爆ドーム前


・KL-UA452/272A系

2000年、KC-UA460A系に平成11年排出ガス規制に対応したマイナーチェンジを施した型式で、2003年の富士重工のバス製造撤退以降は全て西日本車体工業が車体を製造しています。2005年にスペースランナーRAの車種名が導入される前の最後の型式となりました。

【760-02】
広島200 か 253

KL-UA452KAN(西工)
【新道】桐陽台
広島駅
【新道】桐陽台
広島駅
【765-13】
広島200 か 286

KL-UA452KAN(西工)
【旧道】文化学園大学
広島駅
【783-53】
広島200 か 728

KL-UA452MAN(西工)
広島駅 広島駅

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