350形 |
宮島線と市内線の直通を目的に導入された550形の運用実績を踏まえて、1958年に850形として3両が製造されたのがこの車両で、のちに製造された直通用の2000形・2500形によって捻出されて市内線系統へ転属し、このときに350形となりました(一応、現在でもやろうと思えば宮島線への入線は可能な模様)。
2021年時点で、広島電鉄に在籍する車両のうち唯一の間接非自動制御車であることから、運転士養成用の教習車として用いられることが多く、小世帯でありながら現役を続行していた理由はそこにあったのかもしれません。2023年に352号を残して引退することになり、他の車両同様、1両だけ残る動態保存のような車両へと推移しています。
上写真は352号。本通にて。
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簡単な年表
1958年 登場
2023年 351,353が引退。
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最終更新:2021/9/11
【車両別】352に1枚追加。
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