3000形
元々は西日本鉄道で1953年に登場した1000形で、西鉄の路面電車がある程度廃止されることになった事から、1975年に広電にやって来ました。広島電鉄における3車体連接車両の先駆けとも言える存在です。

その輸送力の大きさを活かして、導入後は宮島線への直通運用に抜擢され、暫く主力として運行され続けてきたものの、3700形以降の車両が増加するとそちらに直通運用を譲り、市内線(主に広島駅/西広島駅〜広島港)の運用に用いられるようになりました。輸送力が大きいが故にラッシュ時を中心に運行されてきましたが、2018年から宮島線への5200形の導入が始まると、その運用から捻出された3800形、3950形によって代替が進み、2021年現在は3003編成のみが残っている状態になっています。一時は出会えることが非常に多かったこの車両ですが、最早先が見えた状態となってしまいました。

上写真は3002F。広電本社前〜御幸橋にて。
簡単な年表
1953年 登場
1975年 広島電鉄に移籍
1998年 宮島線運用から撤退
最終更新:2021/9/11 3003Fに1枚追加。


〜編成別〜
3002F
除籍
【1】広島駅
本社前〜御幸橋
【1】広島港
広島駅
【0】回送
広島港
3003F
【8】横川駅
エイブル
江波車庫
【0】回送
CHINTAI
本通〜紙屋町西
【0】回送
エイブル
千田車庫
3006F
除籍
【0】広電前
本通〜紙屋町西


〜Others〜
パンタグラフ


〜風景・並び〜
千田車庫千田車庫広島駅広島港広島港広島港
広島港広島港

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