DB10形
門司港レトロ観光線において、貨車改造の客車2両をプッシュプルで運転している小さな機関車で、歴史をたどると1960年代に製造された小さな貨車移動機となるようですが、詳細な製造年度はよくわからないようです。1両は国鉄、1両は水資源開発公団の出身のようです。

そんなマイナーで小さな機関車は1986年、南阿蘇鉄道の観光トロッコの牽引用に抜擢され、観光列車として人気を集めることになりました。2006年に後継の機関車が導入されると引退し、とうとうお役御免かと思っていたところに平成筑豊鉄道から声がかかり、門司港レトロでの活躍が始まりました。

小さな入れ替え用の機関車が観光用としてここまで使用され続ける…製造当初はたして誰が想像したことでしょうか。

上写真は関門海峡めかり駅付近にて。
簡単な年表
1960年代 登場(詳細不明)
1986年 南阿蘇鉄道での活躍を開始
2006年 後継の機関車の導入によって引退。
この間 平成筑豊鉄道が引き取る(詳細不明)
2009年 門司港レトロ観光線での活躍を開始
最終更新:2012/10/7 ページ作成



【写真】

〜編成別〜
DB10 1先頭
関門海峡めかり関門海峡めかり 出光美術館
DB10 2先頭
九州鉄道記念館九州鉄道記念館 関門海峡めかり出光美術館



〜ヘッドマーク〜
潮風号


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