門司港レトロ観光線において、貨車改造の客車2両をプッシュプルで運転している小さな機関車で、歴史をたどると1960年代に製造された小さな貨車移動機となるようですが、詳細な製造年度はよくわからないようです。1両は国鉄、1両は水資源開発公団の出身のようです。
そんなマイナーで小さな機関車は1986年、南阿蘇鉄道の観光トロッコの牽引用に抜擢され、観光列車として人気を集めることになりました。2006年に後継の機関車が導入されると引退し、とうとうお役御免かと思っていたところに平成筑豊鉄道から声がかかり、門司港レトロでの活躍が始まりました。
小さな入れ替え用の機関車が観光用としてここまで使用され続ける…製造当初はたして誰が想像したことでしょうか。
上写真は関門海峡めかり駅付近にて。
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