モハ2形
1927年に登場した木造車と、後に1935年に同じ電装品で製造された鋼製車をルーツとする車両で、導入当時の形式はチキ2形となっていました。1950年に小田急との直通が始まると複電圧仕様に改造され、更に1955年は木造で登場したグループが鋼製車に更新されています。1985年以降は徐々に走行装置を吊り掛け式からカルダン駆動に更新。…以上のように、登場当初からの面影はほぼ残っていませんが、現在も運行される車両としては非常に長い歴史を持つ車両として貴重な存在です。

見た目はモハ1形とほぼ同じですが、モハ1形が2両編成、モハ2形が単行である事から簡単な違いとなります。また、車内に入ってしまえばモハ1形と異なりクロスシートとなっているので、そこで容易に区別できます。

上写真は109、大平台にて。
簡単な年表
1927年 登場(木造)
1935年 登場(鋼製)
1955年 木造のグループを鋼製車体に更新
1985年 更新が始まる
最終更新:2019/8/21
【車両別】109を追加。
【Others】ドア2枚を置き換え。
【前面サボ】強羅(丸形)を追加。
【風景】全て追加。




108号では、2004/9〜2008/9まで、1950年に在籍していた車両の塗装になっていました。現在同車は別の特別塗装になっていますが、その姿は撮影出来ていません。詳しくは↓のマスコットを参照。
尚、同様のラッピングは110号の引退直前の頃にも施されました。

撮影地:小涌谷
そんな108号は2008/9以降は小田急SE車をモチーフにした塗装に変更されました。現物は撮影出来ていないのですが、その108号をモデルにした箱根登山鉄道のキャラクターが存在するようです。名前は「登山鉄道(のぼりやま てつみち)くん」との事。

撮影地:箱根湯本
109号は2019/4より緑色一色となりました。この色は1935年当時に製造された車両の塗装との事。過去にも1998年から暫くの間、108・109がリバイバルとしてこの塗装を纏っていました。

撮影地:強羅


〜車両別〜
108

小涌谷
箱根湯本行き
彫刻の森
箱根湯本行き
彫刻の森
強羅行き
箱根湯本
109
強羅行き
大平台
強羅行き
強羅
箱根湯本行き
大平台
箱根湯本行き
大平台
箱根湯本行き
大平台
110
除籍
回送
箱根湯本
箱根湯本行き
彫刻の森
強羅行き
彫刻の森
強羅行き
箱根湯本


〜Others〜
ドア 左開き ドア 右開き 車内 吊り革 運転台 手ブレーキ


〜前面サボ〜
箱根湯本 強羅


〜風景・並び〜
大平台大平台大平台


〜その他〜
箱根湯本箱根湯本 大平台大平台大平台

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